いのち(大河ドラマ)
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いのち
1986年に放送されたNHK大河ドラマ。全50回。
1986年1月5日から同年12月14日まで放送されたNHK大河ドラマ第24作。
岩田未希という架空の女医を主人公に、激動の昭和史を描いていく異色作で、当時の資料映像を除き、話を進行させる名前のある登場人物は全員架空の唯一の大河作品であり、実在の人物の名前が出たのはナレーションや登場人物の台詞でもダグラス・マッカーサー、池田勇人(内閣総理大臣)などごくわずかである。しかし農地改革とこれに伴う地主の没落、高度経済成長下の農村、集団就職、オイルショック、核家族化など昭和20~50年代の社会的事象や事件は多数描かれており史実と無関係のドラマではない。
戦後から放送時の『現代(1985年頃)』までが時代設定されていたこともあり、2024年まで放送が予定されている大河ドラマでは一番新しい年代を描いた作品とも言える。
余談だが、主人公を演じた三田は4年後の1990年に『外科医有森冴子』(日本テレビ系)で主人公の女医・有森冴子を演じている。
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