概要
自身の気持ちを不快にさせる対象を一方的に「悪」と決めつけて排除しようとする人間の総称。
わかりやすく言えば「個人の気持ちや感情論が法を超越できて己の好き嫌いで不快な対象に対しては何をしても許される」などと勘違いしているエゴイストであり、端的に言えばお気持ち表明を盲信する過激派。
「ヤクザ」を冠しているが、あくまでスラングとしての名称であって本物のヤクザと違って大半が真っ当な社会的身分で普通に生活している一般人(カタギ)である。
しかし、それと同時に社会に守られている立場を悪用して気に入らない対象を攻撃しながら身勝手な正義感で己の加害行為を正当化する等、ある意味ヤクザ以上にタチが悪い存在とも言える。
概念としての特徴は実質的なトップや組織が存在しないという点であり、不特定多数の過激な一般人がお気持ちヤクザという存在の本質である。
そのため、法的には反社会的勢力の対象外であり、たとえ第三者が被害を受けても民事不介入や厳重注意などといった措置で罪が軽くなるケースもある。
酷い場合は社会に見逃されやすい立場をいい事に大した法的制裁を受けずに逃亡したり、セルフ歴史改竄で罪を他人に擦りつけたりする者もいる。
それらの特徴から、法的に軽視されやすい過激派であるが、個人に対する攻撃だけでなく、過剰なクレームで特定の行事やコンテンツを中止(もしくは縮小)に追い込むという威力業務妨害で社会に大きな損害を与えるお気持ちヤクザ(モンスタークレーマーやツイフェミ)も少なからず存在しており、決して無視できる問題ではないと言える。こちらも参照。
問題点
狂的とも言えるお気持ち表明も、常識が通用しない相手(主に半グレ)や法的手段に長けた相手には通用しないという弱点もあり、仮に国家権力が摘発に現れる事になれば、容赦ない社会的制裁を免れられない事になる。
また、いくら徹底した感情論を掲げても「肝心の『感情論』が大多数が聞く耳を持たなければ無力なワガママでしかない」という側面もあり、下手をすれば炎上して逆に世間からの感情的な非難がお気持ちヤクザ自身に降りかかる可能性もある。
関連タグ
加害者 自己中心的 ダブルスタンダード 普通の人間 正義中毒 他責思考
クレーマー ネットイナゴ マスゴミ 自粛警察 ツイフェミ いじめ加害者 モンスターティーチャー モンスターペアレント 毒親
クズモブ…フィクションにおけるお気持ちヤクザ。