概要
履いた者の足裏ばかりか、足指の間などの敏感な部分のくすぐり責めのために創り出された質が良い靴のふりをした呪いの装備、もしくは魔法生物。
この靴を履いてしまった憐れな犠牲者は、呪いのために脱ぐことは適わず、もはや正気を保つことは不可能、意識を手放すまでくすぐりによって爆笑し続けることになる。なお形状は普通の靴の他、足裏のみのサンダル、または足全体を覆うブーツや、いかにも防御力の高そうな足防具に見せかけているなどのバリエーションもある。
この概念の起源はアンデルセン童話『赤い靴』やグリム童話の『白雪姫』に登場する、履いた者は死ぬまで踊り続けるという呪いの靴であると考えられる。
イラスト作品ではpixivユーザーでもあるくすぐりイラストの第一人者の一人G3氏によって、2000年代の時点で2chくすぐりスレッドにおいて発表されていた。
その原理としては内部がくすぐり触手や舌で満ちあふれているものや、転送魔法によって紳士たちが待ち受ける異空間での千手攻めなど、どちらかというとファンタジー寄りな設定で様々な様式のものが考案されている。
またブラシやローラーによる物理的なものの他、神経に直接電気刺激を与えたり、インソール部分がくすぐりナノマシンで構成されているなどの、科学的に実現可能であると思わせるSF的設定のものが登場することがある。
まさかの商品化
2021年になり、ニュージーランドの「The University of Auckland」と、ドイツの「Technical University of Applied Sciences Lubeck」の研究チームの共同開発によって、まさかのリアルくすぐり靴「TickleFoot: Design, Development and Evaluation of a Novel Foot-tickling Mechanism that Can Evoke Laughter」が発売された。
※さっそく海外絵師によって投稿されている
原理は磁石によってインソール部分に設置されたブラシを回転させるもので、この発明はマッサージ効果や眠気覚ましに良いともされるが、無線操作による遠隔地にいる恋人同士のくすぐり合いが可能になったのである。
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