概要
アニメ17話において、『シンデレラの舞踏会』に向けて個性の強化を図るために武内Pが立ち上げた新企画。
十時愛梨と諸星きらりが先生役(司会進行)として、視聴者から寄せられた悩みを生徒役のアイドルと共に解決していくお助けバラエティ番組。
劇中では内容は一部しか描写されていないが、メンバーのトークとミニコーナーが中心になっているようだ。作品内に出てくる雑誌では、毎週土曜日の18時~19時に放送されていることになっている。また、武内Pが番組の依頼をしに行ったテレビ局はテレビ埼玉がモチーフになっている。
武内Pのプロデュース方針である「笑顔」と「個性」を前面に押し出す企画で、出演者の楽しいトークで視聴者とアイドルに笑顔をもたらす【ごく普通】の学園バラエティとして企画され、生徒役として大多数のキッズアイドルやティーンのアイドルをレギュラーに起用して、【とときら学園】の名前から察するに、どこぞの学園モノのようなバラエティ番組になる……はずだった。
ところが……(大人の事情)
皮肉にもプロデューサー不在の間に急遽、ディレクターたち「現場の人間」の【大人の事情】によって生徒役の衣装が【チャイルドスモック】で統一され、セットも【学園】どころか【幼稚園】のような雰囲気になり……
【個性】ではなく【幼児性】を前面に押し出した番組になってしまった。
どうしてこうなったのか。おそらくそれは…
- 「346プロの上層部が、武内Pの企画に資金を多く回さなかった」ことによるもので、
- 「アイドル個人の『個性』を生かす衣装を個別に用意する時間も資金もなかった」ので
- 「過去のプロジェクトの白紙化のあおりを受けて中止になった企画のセットと衣装を流用した」
……ということではないだろうか。
ありさ先生に渡すはずの企画だったのだろう。
おそらくそれは、さらに、メインのジュニアアイドル達はともかく、年長の『さくら組』のメンツはシンデレラプロジェクトに合流しているバラエティ系アイドルもおり、学生らしさはあまり感じられない。
まあ武内Pの主導する企画なので、当然と言えば当然なのだが。
劇中でも、このことが原因でクラスメイトに『オトナっぽい自分を見せる』と息巻いていた城ヶ崎莉嘉がフラストレーションを抱えてしまっている。
Pは内容に変更があった旨をアイドルに確認を取り、気にかけていた上で、現場の雰囲気を見て難色を示している。
「いつの時代も現場の人間の事を、上層部はなかなか理解してくれないものです。」
何度も言うが、番組の方針の変更については『プロデューサー不在時の番組ディレクターなどの【現場の人間】の判断と、恐らくは時間・資金などの不足による【大人の事情】によるもの』で、武内Pのせいではない。Pは悪くないのだ。
だが、第17話の最後では自ら個性を発揮してみせた莉嘉の姿を見て、武内Pと美嘉が成功を確信しているあたり、最終的にはPも納得していたようだ。
18話
この【とときら学園】、番組の幼稚な雰囲気とは裏腹に作品内でも評判はそこそこ良いらしく、
その中で上手く【とときら学園】を盛り上げてくれている、とても同い年には見えない双葉杏と諸星きらりのかけあいを見たプロモーター・立花健司が【あんきらンキング】という双葉杏と諸星きらりのコンビがメインの『巷で噂のハピハピなことをランキング形式で紹介する』という特設コーナーを設けてくれた。
三村かな子&緒方智絵里コンビもVTRに映ってインタビューするお仕事をもらったようだが、はたして…。
19~23話
以降は目立った描写は少ないものの、島村卯月が23話にて美城常務の持っている資料に出演番組として記載されていたり(所謂「画面外での活動実績」)、神崎蘭子がかな子の代役として出演しているのが確認されている。
25話
「シンデレラの舞踏会」のパフォーマンスの一環として登場。出演はぴにゃこら太含むレギュラーメンバー。
26話
【臨海学校スペシャル】と題して海でのロケを実施。
出演者
先生役(司会進行)
生徒役
レギュラー…ぴにゃこら太の名札をつけている。
【さくら組】…桜型の名札をつけている。第18話ゲスト。
【マスコット】
- ぴにゃこら太 …作品中で『ゆるいキャラ』として扱われている。
ボイス実装
とときら学園のレギュラーのうち、桃華(CV:照井春佳)と薫(CV:春瀬なつみ)の2人はここで初めて喋ったことが本放送時に話題になった。
アニメ放送時点でボイスの付かなかったレギュラー3人についても、雪美は第8回シンデレラガール総選挙で、小春はアニメ「アイドルマスターシンデレラガールズU149」でそれぞれボイスが追加されている。残る舞も「U149」の主要メンバーの1人であり、アニメ最終話ラストで第3芸能課に加入したことから、アニメ2期が放送される場合は間違いなくボイスが付くことになるだろう。
Pixivでの扱い
ピクシブにおいて、祭りの噂を聞きつけた人たちの間で早速話題になり、
765プロでは(なぜか)三浦あずさに着せるのが“お約束”なチャイルドスモックなだけあって、こちらでも年齢関係なく園児服を着せるネタが続々と投稿されている。
そんな中、第18話予告でゲストが全員スモックを着ている様子が流れ、安定の公式が最大手ぶりを発揮している。
ETERNITY_MEMORIES
デレマス10周年記念アニメ『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th Anniversary Celebration Animation「ETERNITY MEMORIES」』で諸星きらりが担う「GROW・UP」エリアが「とときら学園346大運動会スペシャル」と銘打たれた番組という設定であった。記念アニメ全編が「正史とはちょっと違う」ところもあると説明があったとおり、先生役であるきらりが幼女化して生徒役になっている。このため、司会進行は十時愛梨が一人で務めていると思いきや、杏がサポートしている模様。きらり、莉嘉、みりあの凸レーションの3人をリーダーに組分けされた生徒たちが、玉入れ、長縄跳び、スポーツチャンバラ、飴食い競争、尻相撲、借り物競争、リレーなどに挑んだようだ。
借り物競争では、武内P、美城常務、今西部長がみりあ達に借り出される姿が見られ、善澤記者が取材していた。
組み分けは次のとおり。(※は新規出演者)
莉嘉チーム
みりあチーム
- 赤城みりあ
- 佐々木千枝
- 古賀小春
- 佐城雪美
きらりチーム
- 諸星きらり
- 龍崎薫
- 首藤葵※
- 櫻井桃華
SPゲスト
関連リンク
L.M.B.G:レギュラーの一部が後にこちらに発展。
アイドルマスターシンデレラガールズU149:莉嘉以外の生徒役レギュラー8人が第3芸能課に所属している(莉嘉も同事務所の第2芸能課に所属)。
なかよしチャイルドスモック:デレステに実装されてしまったチャイルドスモック衣装。とときら学園出演者は愛梨・きらり・かな子以外は全員着用可能。
生っすか!?サンデー:アニメ『アイドルマスター』劇中における765プロアイドル主導のバラエティ番組。立ち位置が似通っており、設定上の元ネタと考えられる。