概要
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場エピソードは藤子・F・不二雄大全集20巻収録「ドラQパーマン」。
蛇口型の道具で、これを取り付けると蛇口から水を出せるようになる。取り付ける場所は壁(TC30巻収録「昔はよかった」)等に限らず、木等の植物(TC26巻収録「森は生きている」)でも効果を発揮する。
それだけでなく上記の「ドラQパーマン」では、ドラえもんが「水だけでなくお湯も出せる」と説明している。また『竜の騎士』では、水道タイプだけでなくガス管タイプのどこでも蛇口が登場している。
派生作品
『ドラえもん最新ひみつ道具大事典』では、のび太がこの道具をドラえもん(ロボット)に取り付けて水を出す様子が描かれている(メイン画像参照)。
大山のぶ代版アニメオリジナルエピソード「ミニドラはカゼの素」では、ミニドラがこの道具をのび太(動物)の頭に取り付け、鼻水を出している(風邪をひいている)ように見せかける様子が描かれている(ただし途中で頭から蛇口が外れてしまい、大量の水が噴出してしまった)。
水田わさび版アニメオリジナルエピソード「ネコになったドラえもん」では、ドラえもんがこの道具を「ポップ地下室」で作り出した地下室の壁(ひみつ道具)に取り付けて水を出す様子が描かれている。
『月面探査記』では、ドラえもんが月の岩壁にこの道具を取り付けて水を出し、「インスタント植物のタネ」を使用して発芽した植物を成長させる様子が描かれている。
関連道具
- なんでもじゃ口
蛇口型のひみつ道具。別名「まほうのじゃぐち」。
これを取り付けると、様々な飲み物を出すことが出来る。蛇口によって出せる飲み物が変わり、作中ではお茶・ジュース・ミルク・コーラ・酒を出せる蛇口が登場している。
- ノビール水道管
『日本誕生』に登場したひみつ道具。
これを地面に突き刺すと地下水脈を自動的に探知し、その水脈まで水道管が伸びることで水を出せるようになる。