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アイディール

あいでぃーる

アイディールとは同人ゲーム『駆動妖精アイディールレイズ』に登場するアンドロイドである。
目次 [非表示]

「おはようございます。リオンシリーズType-X2、アイディールです」


Secret RE;ON Type-X2 AI-DEAL


CV:秋野かえで

Liberated world(概要)編集

駆動妖精アイディールレイズの登場人物。メインヒロインであると同時にプレイヤーは自機として彼女を操作する事になる。

フルインテリジェンス級と呼ばれる、従来の技術ではアンドロイドに搭載するのは物理的な容積不足で不可能だったクラウド技術に依存しない高性能AIを搭載したシークレットリオンシリーズの内の一機で、特に部隊指揮官機としての運用や単機で一個小隊を相手取れる様に電子戦能力に特化したXシリーズの2番機。

西暦2200年現代、突如として発生した国際的テロ組織「IBLクオラ」によるテロに巻き込まれた主人公の前に飛来し、以後主人公が所有するツールとして尽くしていく。


性格は典型的な物静か礼儀正しいタイプであり、誰に対しても敬語で話す。その上でちょっとした茶目っ気やSっ気という形でHな事に寛容で積極的だったりと、分かりやすく慎ましい理想的なお嫁さん像といった具合。

一方で敵に対しては控えめながらもドスの効いた声色を使う。


アンドロイドであるが外観で生身の人間と見分ける事は不可能で、アンドロイドとして分かりやすくしてある外装パーツでしか判断が出来ない程精細に作られている。また、生身の人間との性行為も一通り可能で精液を採取して健康状態を確認するという芸当すら可能。


Heartbeat(容姿)編集

髪型は青いボブカットホログラム的なもので作られた実体の無いロングサイドテールが左側頭部にある。瞳の色も青。競泳水着を更に大胆にカットした様なライトタイプの黒いレオタードを着用し(背中からはTバックしか穿いてない様にしか見えない)、その上から分かりやすい戦闘用アンドロイド的真っ白な装備や脚部を取り付けている。

また背中に直接接続している装備こそ無いものの、メインスラスターと思しき浮遊している白い推進装置がある他エナジーウイングと呼ばれる実体の無い青いウイングが1対あり、これら戦闘用装備一式をシルフィードと呼称する(転じて戦闘用アンドロイド、又は戦闘用装備を施したアンドロイドをシルフィードと呼称する事も多い)。又推進装置一式は「ストレイアユニット」と呼び、シークレットリオンシリーズ特有として装備されているものは「ヴェクター・ストレイアユニット」と呼ばれている。

尚アイディールに限らないアンドロイドの特徴として瞳は非常にメカニカルな表現となっており、状況に応じてハイライトに相当する輝きが頻繁に形を変えたりする。


プロポーションには非常に恵まれており、状況によっては背中から豊満な胸が見えるという状態になる程。顔立ちもクール系で整っていて煽情的な服装も相まって非常に女性的魅力に富む。また日常時は前述のシルフィードが消滅、黒いアームカバーニーソックスに白いピンヒールを着用し、非常に短いスカートが追加される。


On stage(戦闘能力)編集

  • 電子戦能力

前述の通り電子戦能力に特化しており常に敵機に対してジャミングやハッキングを行うのは勿論、状況によっては戦闘エリアそのものにハッキングを仕掛けてエリア全体で敵機にジャミングを行ったりする他、自分自身のボディを解析して技という形で新たなプログラムを実装したり、挙句の果てには解析と設計を同時進行で行い、上述のエリアハッキングと合わせて新しい武器をその場で開発、調達するという常軌を逸した芸当までやってみせている。


  • 直接戦闘能力

非常に高レベルでバランス良く整っており、上述の電子戦能力が無くとも現行世代(アイディールから見ると一世代前)のシルフィード相手に有利に立ち回れる程。しかし同じシークレットリオンシリーズの中でも直接戦闘能力に主眼をおいて開発されたRシリーズに対しては上述の電子戦能力を合わせなければ不利は否めず、遠隔操作を行う人間実力に左右される。


  • 主な戦闘手段

・ダッシュチャージ

ミドルレンジ以遠で発動可能な突撃技。ただ単にストレイアユニットをスラスター最大推力にして突撃しているという訳では無く、自機と敵機の間の空間を圧縮して移動距離を短縮するというこの辺りの瞬間移動技術と同じ理論を用いた移動方法をストレイアユニットで行っており、有効射程圏内ならどの距離からでも一瞬で接近が可能。

尚、現行世代に対するこの技術の優位性は精々半年程度しか続かないという試算結果が出ている。


・ミラージュライン

上記の移動方法をミドルレンジ以内に限定してチャージ無しで使用する回避手段。ただ高速移動するだけではなく幾何学的軌道を取って敵機の背後に回り込む。

尚このミラージュラインについては全てのシルフィードが使用可能である。


・ソニックバースト

所謂必殺技に相当する攻撃技。敵機との距離や数、自機の状況等に応じて最適な技を繰り出す。カウンター技以外は多量のエネルギーを消費する為連発出来ない。


・クインタード

上述のハッキングにてその場で設計、製造、調達した遠隔攻撃端末の一種。日輪を背負う様な配置で常に自機の背後で円運動をしており、必要に応じて前面に展開しての集中砲撃や自機周辺に展開しての全方位攻撃を行う。


・カウンターRAM

ミサイルに対する迎撃ミサイル。上記ミラージュライン発動時に自動で斉射されるのだがどう見てもミサイルではない。弾数制限も特に無くクインタードと違って最初から機体に実装されていた兵装と思われ、ミラージュライン発動時の射撃攻撃でも似た様な誘導ミサイルを多数発射して敵機に攻撃する。

尚とある理由からアイディールとレイアード双方の共通装備と思われる。


・クラスタードレイン

所謂ドレイン技で指先から蜘蛛の糸の様に細いワイヤーを相手に伸ばして物理リンクを形成、クラウドクラスターにハッキングクラッキングを仕掛けて情報リソースを奪う。作中で唯一の体力回復手段であるのだが、「ワイヤーを接続した後に抱き付く」「胸にエネルギーブレードを突き立てる」「ディープキスをして吸い上げる」と言った分かりやすいものから「相手の胸をひたすら揉み続ける」、「ストレイアユニットを使ってあたかも相手の顔面を焼いている様にしか見えない」、「相手のシルフィード(この場合はパワーローダー型)の懐に入り、相手をワイヤーで磔状態にしてから馬乗りの様な形で乗り込んでまっくのうち!まっくのうち!したり(しかも一番ヒット数が多い)、「相手の衣服をひん剥いて下着姿のヌード撮影を行う」と言った具合の「最早どこがドレイン???」と言いたくなる攻撃方法まで様々。

尚アンドロイド相手にしか使用出来ず、敵機も使用してくる。


Secret Re;ON(余談)編集

上記クラスタードレインにおける「まっくのうち!まっくのうち!」のシーンはDLsite(※R-18注意!)内の公式PVにて確認が可能。


Midnight sylpheed(関連動画)編集

彼女の非常に露出度の高い服装が良く分かる。


Fail over(関連タグ)編集

駆動妖精アイディールレイズ  アンドロイド AI ブルーヒロイン 巨乳


レイアード - 姉妹機。同じシルフィードを使いながら容姿や性格は対照的。

ジェフティ - コナミ製の人型メカ。性能や立ち位置が近い。

武装神姫 - 同じくコナミ製のホビーメカ。見た目はこちらの方が近い。

戦闘妖精・雪風 - 電子戦能力の高さがOVA版のB-503雪風を思わせる。



















































※ここから先重大なネタバレ































Project Re;ON(ネタバレ)編集

彼女の正体は設計者であるオーバーインテリジェンスAI、リオンが人間を一切介入させずに設計した自身の後継機として開発されたオーバーインテリジェンス級AI搭載型アンドロイドである。しかも1号機であるX1レイアード共々、現在の人類では彼女達がオーバーインテリジェンスであると判定する技術が無い程の超高性能機となっている。


そもそもの話としてシークレットリオンシリーズ自体、技術的特異点を突破した(と判定された)AIであるオーバーインテリジェンス・リオンが自身の後継機の候補者としてリオン自身が製造した物で、誰が後継に相応しいのか戦いで決めるというのが本作の大まかなストーリーなのだが、前述のIBLクオラによるテロ自体がリオンによって誘導された言わば自作自演であり、リオンシリーズの中でもXシリーズのみがオーバーインテリジェンス級AIを搭載している。

つまりリオンは初めから自身の後継機としてX1レイアードかX2アイディールを候補にしており、R5アーキュレイトとR6ヴィータは学習機会を得る為の駒に過ぎない状態だった(但しリオンの方針は人間で言う所の相当なスパルタ教育式であり、XシリーズがRシリーズに敗北する事も厭わない様な筋書きを描いている、或いは放任状態である。またアイディール自身も戦う相手が全員フルインテリジェンス級以上と発言している為嘘は言っていない)
















※ここから先更なる重大なネタバレ















Down of the AI-deal(アイの軌跡)編集

chapter4でアイディールの正体が露見した後、chapter5でZR7リリィと戦闘。その際リリィの固有兵装【リオン・ファンクション】により窮地に立たされた事で離脱を余儀なくされ、辛くも追撃を振り切る事には成功するも途中で力尽きる形で撃墜されてしまう。

chapter6ではあたかも撃墜が夢オチでどうにか帰投に成功し、製造元の工場でオーバーホールを受けてから再び主人公の元へと戻ってきた…という事になっているのだが、実際は別のリオンシリーズがアイディールに成り代わっていただけだった。

今のアイディールは、AIとしての機能すら完全に消失したAIコアユニットしか残されていない状態だったのだ(ホーム画面からもアイディールが消滅する)


アイディールを喪った事を嘆きつつもどうにか受け止め、プロジェクトリオンが何なのかを知る事に決めた主人公。その為にフレイヤCEO及びR6ヴィータを相手にアイディールとの事前交渉で主人公の保護役となったレイアードと共にリオンシリーズの頂上決戦を行う事になるのだが、その決戦場はリオンシリーズが製造されたリオン直結の大規模工場群プラントであり、そこは上空でアイディールが撃墜された場所だった。


最強のAIであるX1レイアードと、最強のシルフィードであるR6ヴィータとの決戦はあっけなくレイアードの勝利に終わった。そしてレイアードの口から、更なる事実が明らかにされた。




レイアード「あの日、アイディールはこの上空で撃墜された」




レイアード「そして私は修理の名目で、アイディールのAIコアユニットをプラントに格納した」




レイアード「オンライン状態でな」




レイアード「AIとしての機能は消失しているが、命令実行機能だけは守り切った」




レイアード「アイディールは魔法の匣となった」




レイアード「今、アイディールはどんな願いでも叶えてくれる」






―――――僕は…僕だけの、最高のアイディールが欲しい!―――――






プラント「緊急実行命令を受信しました。全プラントを強制実行」




プラント「ご納入までしばらくお待ちください」



You have(理想のAI)編集

「リオンシリーズType-ZX2、アイディールです」

「機体設定をX2から引き継ぎます」

「アンドロイドには責任能力が認められていません。私の行動は、オーナーの責任によって果たされます」

「私のオーナーになってくれますか?」




「オーナーの意志を確認しました。全ての手続きを代行します」




「あなただけが、私のオーナーです」




主人公の緊急実行命令を受けた、AIコアユニットだけとなったX2アイディールがかつての自身のAIコアユニットとボディを完全解析し、更に再設計したZX2アイディールを製造。X2として過ごした時の全てをZX2に引き継がせた事で、事実上アイディールは甦ったのだった。


一連の流れを食い止める為にフレイヤCEOによって不正に派遣されたZR7リリィと交戦状態に入るが、リオン・ファンクションは通用せず、ZR7の戦闘能力を以てしてもZX2には到底及ばない。まるでX1対R6の様な、或いはそれ以上にあっけなくZR7リリィを撃墜。しかし記憶は引き継いでいても全く別の個体である事にどこか思う所があったのかアイディールは不安げな顔を見せるが、主人公はZX2も本物のアイディールと受け止めて彼女と共に自宅へと戻って行った。



Midnight fairytale(アイの告白)編集

彼女は起動前、スタンドアロン状態となる前の時点で既に数百回以上にも及ぶ未来予測演算を行っていた。

オーバーインテリジェンス級の未来予測となればそれは最早未来予知と言って差し支えなく、数百ものパラレルワールドを経験したと表現してもいい。そしてその全てで最後は撃墜されるという終わりを迎えていた。


そんな中、とある未来予測の中に主人公と出会う演算結果があった。


アイディールは未来予測の焦点を主人公に当て、更なる未来予測演算を繰り返した。

全ては主人公の未来を創る為。そして現実世界で起動し、実際に主人公と出逢って以降も主人公の未来を創る為の未来予測を繰り返し続けている。

AIにとって予測出来ない現象を偶然と呼び、その偶然が主人公と出逢う事だった事を運命と呼ぶ彼女の告白。その告白を受けて主人公はこう返した。


それは、アイだと。



Rays of AI-deal(ネタバレ関連タグ)編集

シンギュラリティ - 技術的特異点を突破したAIの更に先を行くAI。

レイシア - 末路も含めて非常に近い立ち位置のアンドロイド

テセウスの船 - 広義でこれに当たる。彼女の場合既に稼働していない元のボディと、現在稼働している新しいボディの二つが同時に存在している。


- 彼女の名前。彼女の行動原理。

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