概要
『ポケットモンスターエメラルド』に登場するキャラクター。
「バトルフロンティア」の施設の一つ「バトルチューブ」のフロンティアブレーン。肩書きは「チューブクイーン」。
赤いメッシュが入った黒いロングヘアーとへそ出しルックが特徴的な女性。
施設はハブネークを模ったデザインをしており、BGMやスタッフのメイドにも怪しげな雰囲気が漂っている。彼女の服装もハブネークを意識したものであり、一戦目も二戦目も使用ポケモンにハブネークが入っている。
本人が「お喋りは好きじゃない」と言うとおり普段は寡黙で口数少ないが、二戦目になると荒々しい面が出て来るようになり、レディース系のそれを思わせる。花も嵐を踏み越えて生きてきたらしい。
準伝説級ポケモンのオンパレードな他のブレーンと違い、一貫して「細長いポケモン」でパーティが組まれている。
使用ポケモンの大半が「どくどく」を覚えており、ジワジワと攻める戦法を取る。
『オメガルビー・アルファサファイア』ではバトルハウスの観客席にハブネークを所持しているこわいおねえさんがおり、観客席に「チューブクイーンスカウト完了」と言っている男性がいることから、恐らく彼女と思われる。
アニメ版
CV:田中敦子
「アドバンスジェネレーション」第158話に登場。
アニメではクールビューティーな性格となっている。糸目フェチという一面があり、自宅にはヒノアラシ、カビゴン、エネコなどの糸目ポケモンがたくさんいる。
その為か、糸目のタケシからのアプローチにも避けずに赤面している描写があった。
チューブクイーンの肩書きを取るものの、門下生は不良然としている。
ゲームと異なり、戦術は主に攻撃一本槍。使用ポケモンはハブネークとミロカロス。
ポケモンを出す際のセリフは「○○、行ってもらいます!」。
他媒体
ポケットモンスター☆SPECIAL
妖艶なお姉様となっており、バトルフロンティアの記者に対し色香漂う仕草をするなど、ゲームの人物像とは異なる。エメラルドとはブレーンの中で2番目に戦う。
使用ポケモンはハブネーク、ツボツボ、ミロカロス。ゲームと同様、ジワジワと攻める戦法を取る。
ポケットモンスターエメラルド 挑戦!!バトルフロンティア
作者は後にDP物語を描く伊原しげかつ。ゲーム同様のレディース系のキャラで、「おばさん」と呼ばれると激怒する。使用ポケモンはハブネーク、ツボツボ。
サトシとピカチュウ
アニポケのコミカライズ版であり、基本的な人物像はアニメ版と同様。使用ポケモンはハブネークとミロカロス。
物語は彼女との戦いが最終回で実質打ち切られており、彼女が最大のラスボス的な扱いを受けている。
ポケモンマスターズ
CV:所河ひとみ
ハブネークをバディとして登場。
現在、サービス開始以降でバディーズサーチに追加された恒常バディーズでは唯一の☆4である。
ステータス面では突出して高い能力こそないものの性能としてはなかなか優秀な部類であり、相手にバインド状態を付与する「まきつく」や猛毒状態を付与する「どくどくのキバ」といった優秀な技を持ち、チャンピオンバトルなどの高難易度ステージにおいて相手の攻撃を耐えながら猛毒やバインドといったスリップダメージで粘り勝ちを狙う所謂「毒殺」編成において重宝される。
またトレーナー技「かかっといで……」は自身のぼうぎょととくぼうを上げつつ自身にかかった状態異常を治癒し、自身に回復付帯状態をつける持久戦向きのもので上記の技と戦法との相性が良い。
ただし数値的には油断すれば落ちる程度の耐久なので自分のトレーナー技や味方のサポートで補う必要がある。
使用ポケモン
使用ポケモンが一般ポケモンで固められている都合上、フロンティアブレーンの中では比較的攻略は容易と思われる。