概要
ORASで初登場。その後しばらく登場がなかったが、SVのDLC「ゼロの秘宝」で久々に登場した。
XYのバッドガールと同じようなポジションのトレーナーだが、その性格は大きく異なる。
ORAS
頭頂部が黒くなっている金髪のロングヘアーで、青い口紅を差している。
目つきも鋭く、まさにこわいおねえさん…なのだが、よくよくみるとジャージにはマイナンがデザインされていたりと可愛げのある一面も(対になるこわいおじさんはプラスルがデザインされている)。
口調も粗暴だが、実はかわいいポケモンが好きだったり、ポケパルレやポケモンコンテストに強い興味を持っていたり、実際にコンテストに参加していたりと、そんじょそこらの一般トレーナー以上のポケモン好きが多い。それなんてギャップ萌え?
キンセツシティには以前センパイとコウハイの関係だったこわいおねえさんとエリートトレーナーがいるが、こちらも口は悪いが面倒見の良い先輩といった雰囲気であり、悪人ではない。
ちなみにエピソードデルタクリア後に行けるバトルリゾートでは、バトルフロンティアにスカウトされたハブネーク持ちのこわいおねえさんがいる。
手持ちのポケモンと「バトルフロンティアにスカウトされた」という状況から察するに、彼女は一般トレーナー時代のアザミの事ではないかと思われる。
SV
「ゼロの秘宝」の前編である「碧の仮面」で登場。
舞台となるキタカミの里が日本の田舎がモデルになっているからなのか、彼女のデザインも特攻服っぽい上着(若しくはジャージ?)に身を包んだ田舎のヤンキー娘といった雰囲気に変わっている。モブトレーナーでありながら、服装や髪型が1人1人微妙に違うなど、かなりこだわって作られているので興味のある方は見比べてみよう。
ちなみに、上着の下に身に纏っているのは丈の短いへそ出しタンクトップで、上着を脱ぐと露出が相当ヤバいことになると思われる。
このため、一部のユーザーでは「こわいおねえさんじゃなくてエロいおねえさんじゃないのか?」という身も蓋もないツッコミの声も上がっていたり(この為か、本タグのイラストで現時点でpixivに上がっている作品は、ほとんど本記事では載せにくいR-18やそれに近い物ばかりになっている)。
また、キタカミの里周辺には男性バージョンの怖いお兄さん(こわいおにいさん)も存在するが、こちらもどちらかと言うと笑顔の素敵な気さくな田舎のあんちゃんといった印象で、位置的にも大体最初に会う該当NPCが溺愛しているウパーを繰り出してくるのもあり、前述の「こわいおじさん」よりも「怖い」イメージが更に薄れてしまっている……。
更に、こわいおねえさん・おにいさん共に、実家の農作業の手伝いをしていたる人がいたり、オモテ祭りの会場で屋台を開いて客をもてなしていたり(中にはスイリョクタウンで「俺たちが祭りを盛り上げるから楽しみにしていくれ」といったことを言うおにいさんもいる)、こちらに役立つ情報をアドバイスしてくれたり(事前にしっかりバトルは仕掛けられるが)と、親切で面倒見の良い人物が多い。
総じて言えることだが、不良というよりかは“村の若い衆”、田舎によくいる“見てくれは怖いが面倒見の良いお兄さん・お姉さん”といった一面が強調されていると言えよう。
なお、余談だがキタカミの里の各地には「キタカミ鬼面衆」と呼ばれる伝承に伝わる鬼を模したお面を被った怖いお姉さんや怖いお兄さんのトレーナーがいる。が、彼らは所謂「初見殺し」的な強敵の立ち位置である為ポケモンのレベルや技構成の質が周辺のトレーナーより遥かに高く、本編最終章のクリア直後や現地で捕まえたばかりのポケモンを揃えたパーティーでは全滅もありえるのぐらいの強さである為、バトルを仕掛ける時は注意すべし。
使用ポケモン
ORASでは主にあくタイプのポケモンを使用していた。
「碧の仮面」では場所によって繰り出すポケモンが異なるが、基本的にキタカミの里で手に入るポケモンしか繰り出してこない。