「イシヤ~キ、イモ!!」
登場話数:バクアゲ33「調達屋は譲らない」
データ
全高/189cm
重量/261kg
エンジン/石焼き芋機
スピード/焼き上がり最速
カスタム/イシヤキイモ爆弾、エキサイトング
ナンバー/1489
ファーストラウンド(コース/廃墟)
概要
ハシリヤンが、石焼き芋機に込められた燃えるストーン魂をイグニッションして、地球に納車された再建パワー苦魔獣。「イシヤキイモグルマー」ではない。
レンガブロックベイグルマー共々、石だけに硬くて熱い意思を持つストーン兄弟の片割れである。
姿形は以前に納車されたサウナグルマーと酷似しているが、頭部と両肩の石の一部が焼き石に焼かれるサツマイモを思わせる、紫主体の物になった。
また、苦魔獣共通の素体と合わさって全体的にリヤカーや軽トラ型の焼き芋屋を思わせる見た目にもなった。重量もサウナグルマーより重くなっている。
携行装備として、テントグルマーの物と同型の穂先が焼き芋を挟むトングになった長柄道具・『エキサイトング』を有している。
左手首のバックルに付いているナンバープレートのナンバーは「8914」(実際は「1489」)。
戦闘ではエキサイトングを使った槍術を繰り出す他、焼き芋を模した熱々の『イシヤキイモ爆弾』を手榴弾の如くばら撒き、周囲を爆撃する事が出来る。これを相方のレンガブロックウォールの後ろに隠れながら放って敵を追い散らすコンボ技が得意。
一方テントグルマーの物とは違い、エキサイトングには火球を放つ様な飛び道具は無い模様。
レンガブロックベイグルマーとの連携で完全勝利を目指し、マッドレックスを元に戻そうと奮起するサンシーターの為にブンブンジャー分断作戦に奔走した。
本編での動向
既にサンシーターの手によって納車を完了、ギャーソリン大強化体として暴れ回るマッドレックス・Fのサポートをすべくレンガブロックベイグルマー共々ブンブンジャー分断作戦を決行。
マッドレックス・Fと巨大戦を繰り広げるブンバイオレット以外のブンブンジャーと交戦し、レンガブロックベイグルマーが作ったレンガブロックウォールで攻撃を防ぎつつ、イシヤキイモ爆弾で周囲を爆撃して優位に立つも、ビュンビュンマッハーロボトッキュウカスタムの放つ『フミキリケン・ビュンビュンフィニッシュ』を喰らったマッドレックスが吹き飛ばされてしまい、その行方を追うサンシーターと一緒に一時撤退した。
一夜明け、ディスレースに記憶が戻った事がバレ、違法改造パーツ『ナンバーディスプレート』をつけられ暴走するマッドレックス・Fのサポートに回ろうとサンシーターの指示を受け乱入するも、すぐさまバイオレットの妨害に遭って外に放り出されてそのまま交戦。
大量のイシヤキイモ爆弾を投げつけて爆撃しようとするも背後を取られ、最後はビュンビュンアロードライブを喰らい相方共々「ライク・ア・ローリング・ストーン……」と呟きつつ敗北・爆散。一矢報いる事も出来ずにリタイアした。
余談
- ナンバーは「石焼き」(1=い、4=し、8=や、9=き)の語呂合わせ。ちなみに実際のスーツではミスにより並びが変えられ「焼け石」(8=や、9=け、1=い、4=し)になってしまっている。
- CVとSAを務める尾野氏はリペイント前のサウナグルマーのSAを担当している。
- そしてブンオレンジのSAを専任しており、同話でチャンピオンブンオレンジとしてパワーアップし正式復帰したので、その前座としてこのキャスティングが組まれたとも考えられる。
- CVとSAを兼任した怪人はコイノボリグルマー以来。
- 石焼き芋をモチーフにした戦隊怪人はこのイシヤキイモキグルマーが初となる(食べ物全般で見た場合、『機界戦隊ゼンカイジャー』に登場したスシワルド&メンワルド、石焼き芋の材料である芋(野菜全般)で見た場合同じく機界戦隊ゼンカイジャーに登場したダイコンワルド及びそれのリカラーであるニンジンワルド以来3年ぶり)。