概要
『ドラベース』かぶと虫杯編以降に登場する猫型ロボット。兵庫県出身。耳がかなり大きく、顔も人間に似たイケメン。ドラミちゃんやスズえもん同様、目は白い部分にある。
ポジションは投手、打順は3番。かぶと虫杯1回戦でシロえもんのWボールを1回見ただけでやすやすバックスタンドにブチ込み、129.3㎏のミケえもんを水平にぶっ飛ばす程の打撃を放つ好打者でもある。
外見は爽やかだが、狡猾で諦めの悪い性格で、(作中・二次創作含め)腹黒扱いされやすい。一人称は「ボク」だが気が立っているときは「オレ」。
元は22世紀の大型航空会社『エモルエアライン』を経営する実業家・ガニエの経営サポート用ロボットとして開発され、その中にインプットされていた野球のデータから球技に興味を持ち、草野球チーム『茜フライヤーズ』を結成した。しかしそれに不満を持ったガニエから「かぶと虫杯で優勝できなかったら一生野球をするな」と言われてしまい…。
WABC日本代表にも当然選出され、(切り札・シロえもんを抑えとして温存するため)ポコえもんと同じ先発投手を務める。
魔球
トンボール
空中で制止し、しばらくしてから動き出して打ち込まれるとんでもない魔球。バットが決して届かない位置で制止してから、反応不可能な速度で動き出すため、打つのは困難。ただし、静止することを除けば軌道も球速も打ちごろのストレートであるのが弱点。
赤トンボール
空中制止後、様々な軌道を描いて動き出すトンボール。バント等に弱かったトンボールの弱点を克服している。
トンボールの練習中、投げ込みすぎてオイル(血液)漏れを起こしボールが赤く染まった時に偶然この軌道を得たため赤トンボールの名が付いた。
逆トンボール
軌道は赤トンボールと同じだが、打たれた後に打球が空中静止する球。静止した後はボールがそのまま地面に落ちる。
シオカラトンボール
空中で制止と移動を激しく繰り返す球。軌道も大きく円を描くようになっており、芯で捉えるのは至難の業。
新ドラベース時代
本人ではないが、反応テストロボットの絵で登場し、ドラフト2位でタイガースに入団したことが明かされた。