地面の石畳はよォォォー オレの「オアシス」が触るから
ドロ化する…んだああああああ
概要
【破壊力 - A / スピード - A / 射程距離 - B / 持続力 - A / 精密動作性 - E / 成長性 - C】
『ジョジョの奇妙な冒険』第5部「黄金の風」に登場するスタンド。本体は、パッショーネのボス親衛隊に属するセッコ。海外訳でのスタンドの名称は「sanctuary」。
ダイブスーツのような自らの身に纏う形のスタンド。「周囲のあらゆる物質を泥化させる」能力を持つ。
地面を液状化して、敵や物体を地中に引きずり込むことができる。液状化しても物質の固さそのものが変わることはなく、流体の様に周囲の物体を取り込みつつも固体のように外からの力を弾く。
触れた部分を瞬時に液状化させ、物体を破壊することも可能。直接接触しなくても射程距離内であれば、たとえ人体であっても次第にドロ化させられていく。単行本のスタンド解説ページには「精密性はまったくない」「ガムシャラに岩石をドロ化する」と書かれているが、泥化する対象に関しては全くの無差別ではなく、ある程度制御できるようで、作中ではビデオカメラを片手に構えたまま地面だけを溶かす芸当を見せている。
液状化した地面にダイブし、地中を泳ぐようにして追跡する。勿論地中は真っ暗なので視力を使えないが、液体の音伝導性とセッコ自身の恐ろしく鋭い聴力がソナーとなって、地中でも方向を誤ることがない。
一定の距離から離れると、液状化した物体は再び固体化する。液状化した石を口に含み空中に吹き出すことで、固体化した石が降り注ぐというような即興の遠距離攻撃も可能である。作中では、隠れたブチャラティを炙り出すために狙いを付けず範囲爆撃のように使用されたが、一方でセッコは頭部に向かって飛んできた複数の銃弾を口から吐き出した小石で全て弾き落とすことができる驚異的な精密動作性と肺活量の持ち主であり、応用の幅は未知数である。
パンチを繰り出す前にドロ化した地面をヒジで打ち、その弾力と反動を利用することでパワーとスピードを倍増させるという使い方も可能。作中ではブローノ・ブチャラティの「スティッキィ・フィンガーズ」をも凌ぐラッシュを繰り出していた。セッコ自身の超人染みた身体能力も合わさって、単純な近接戦闘力では第5部最強クラスと言える。
チョコラータのスタンド「グリーン・ディ」との組み合わせは最高。
地面を液状化させ相手を沈め、チョコラータのスタンドでカビを繁殖させ蝕んでいく。セッコ自身は地中にいる為カビることはなく、ドロ化能力によってカビを寄せ付けない。
この2人の相性についてブチャラティは「この2人組 相性が良すぎる!今まで出会ったどのチームよりも!」、ミスタは「小指が赤い糸で結ばれてるコンビか チクショオ!」と評している。
関連タグ
暗殺チームの一人、ギアッチョのスタンド。こちらもスピードスケート選手が着用するスーツのような見た目のスタンドで、同じく身に纏うタイプ。
第8部に登場するスタンド。ビタミンCはテリトリーに入った標的を柔らかくするスタンドであるが、極限まで柔らかくした結果はどろどろに融けてしまうため、オアシスと類似性がある。