概要
尾田栄一郎の代表作である『ONEPIECE』を原作とする短編漫画。麦わらの一味が所謂スターシステム形式で登場している。
本作では、ルフィからロビンまでの面々が熟年の主婦…所謂「オバハン」となって登場し、彼女たちの日常を追うというスタンスで物語が展開される。
果たして誰が最強のオバハンなのか…!?
『麦わら劇場』の一作品として掲載され、後に同じく描き下ろされた他の短編漫画と共にアニメ化された。
登場人物
ルフィ崎さん(CV:田中真弓)
アフロのようなパーマ頭の、常にせんべいをかじっているオバハン。…妙に既視感がある。
とにかくお肉が好きで、その日の献立もお肉のステーキにお肉のサラダ、お肉の味噌汁を作るつもりだった。ウソ川さんから、大地主のナミ島さんが家賃の回収に動いたことを聞き、ロビ野さんの家に助けを求めるも、告げ口されてシメられる。
ゾロ山さん(CV:中井和哉)
マリm…アフロのようなパーマ頭の、腰に三振りの刀を携えたオバハン。
夕食の刺身を捌こうとして家ごと斬ってしまっていた。醤油を切らしたルフィ崎さんから貸して欲しいと頼まれるも、彼女のほうも醤油(瓶)を斬らしていた。彼女も家賃を払っていなかったようで、最終的にナミ島さんにシメられる。
チョパ森さん(CV:大谷育江)
アフロのようなパーマ頭の、動物のような姿のオバハン。
スーパー「イソフラボン」の試食コーナーに御飯を持参し、試食品のハムをかっ喰らっていた。店員さんから止められるも、普段同じことをしているルフィ崎さんを引き合いに出して反発し「ジャムで甘くしなさいよ!!!」と恐喝していた。その後、駆けつけたナミ島さんにシメられる。
サンジ田さん(CV:平田広明)
アフロのようなパーマ頭の、グルグル眉毛のオバハン。
本作で女性になったのをいいことに、他の女性に「女同士なんだから」という理由で触ろうとする「触り魔」。チョパ森さんとおなじくスーパーで騒ぎを起こしていたが、駆けつけたナミ島さんにシメられる。
ウソ川さん(CV:山口勝平)
アフロのようなパーマ頭の、鼻の長いオバハン。
ルフィ崎さんにしょーもないウソを言いながら回覧板を渡しに現れるが、ナミ島さんが迫っていることを教えて一緒にロビ野さんの家に逃げ込む。が、結局告げ口されて結局シメられる。ルフィ崎さんの家ではせんべいとお茶を、ロビ野さんの家では自家製ぬか漬けを断りなく食べ始めるなどかなり図々しい。
ロビ野さん(CV:山口由里子)
アフロのようなパーマ頭の、常に落ち着いたオバハン。
逃げ込んできたルフィ崎さんとウソ川さんに、ゴミを分別せず全て燃えるゴミで出さないように注意するも「焼却炉の気合の問題」と謎理論で反発される。その後、電伝虫で連絡してきたナミ島さんに二人が来ていることを伝え、シメさせる。オバハンたちの中で唯一ナミ島さんの制裁を受けていないことから、ちゃんと家賃を納めている模様。
ナミ島さん(CV:岡村明美)
アフロのようなパーマ頭の、本作最強のオバハン。
ルフィ崎さんら「海賊オバハン軍団」の賃貸住宅の大家で、月に一度彼女らをシメて回る“正義のオバハン”と通称されている(ただし「自分のことを棚に上げて」という台詞から彼女も彼女で問題がある模様)。
ロビ野さんを除く5名のオバハンから今月分の家賃を催促し、パート先からでも回収しようとしてルフィ崎さんから「それじゃ私ら生きていけねェ!!!」と思い留まるよう嘆願されるも、「いいじゃない」と一切容赦をみせなかった。
関連タグ
デービーバックファイト…ルフィ崎さんの既視感の理由。
ガイモン…作中に登場する本当にアフロの人物。
ブルック…本作公開時点でまだ登場していないが、後に麦わらの一味に仲間入りするアフロの骸骨。