概要
2021年8月7日放送「眠って発電！のび太電力」に登場。
電力量計のついたピンク色の発電機。睡眠時に発生するエネルギーを電気に変換することができる。
ストーリー
皆が朝食を食べ終えた頃に起きて来たのび太は、皆に言われて今日が自分の誕生日であることを思い出し、もうだらけた生活を止め今日から立派な人間になることを決意する。そしてさっそく夏休みの宿題を片付けにかかり、ママはどうせ守って3日くらいと予想していたが、ドラえもんが茶を差し入れに来た時には既に飽きて寝てしまっていた。
更に宿題は全くの手つかずの状態だったが、ドラえもんは「しかしまぁ、こんなにエネルギーを使わない生活ができるっていうのもある意味すごいなぁ」と逆に感心。そこで「オヒルネーター」を取りだしのび太にセットすると、あっという間にものすごい量のエネルギーが貯まり、目を覚まして宿題をやろうとしたのび太にドラえもんはそのまま寝ているよう言い、貯まったエネルギーは複数の家電を一度に動かせるほどだった。
残りのエネルギーで洗濯機も動いたことでママは洗濯物を干すことができ、上機嫌になったことで今日の誕生日パーティーに唐揚げを出してもらえることになった。だがその時、野比家の前の道路ではスネ夫とスネ吉が、家電を繋ぎ過ぎてバッテリー切れを起こした車に立ち往生していたため、助手席で昼寝をし充電してあげることに。
すると見事に車は動き出し、スネ夫からお礼の電気代1300円をもらうことができた。これに味を占めた野平は「電気売ります クリーンエネルギー のび太電力」として商売を始め、安雄とはる夫には「わざわざお金を出してまで欲しくない」と言われてしまったが、しずかの家に行った際、電線工事の影響でオーブンが動かずにいたため、のび太の誕生祝いのクッキーが生焼けだったのでこれに使用。
無事クッキーを焼くことができ、これをお土産にもらって帰れることになったが、他の家庭でも同様の被害が出ていたため、その後も発電を続けることとなった。そして安雄のテレビを充電した後、はる夫の冷蔵庫を充電しに向かったが、その途中でジャイアンに拉致され「電気が来なくて困っている友に見返りを求めるのか」と無料で充電してあげることになってしまった。
そして一年分の電力を充電するよう頼まれ、今日一日では無理だと言うと、何日でもいていいと言われ、更に今日が自分の誕生日だとつぶやくと、子守歌をプレゼントされたためたまらず逃走。だがその後のび太は町の人々から充電を頼まれてしまい、やって来たドラえもんは調子に乗り過ぎたことを指摘して帰ろうと言い出したが、のび太は皆が困っているのは本当だからと引き受けることを決め、これに感動したドラえもんも手伝うことになった。
しかし、だんだんとのび太は昼寝をするのが辛くなってしまい、それに反して行列は増え始めたため、徹夜で昼寝をすることになりかけるが、その時町の電力が復旧したためのび太は何とか帰宅することができた。そして唐揚げもでき、パパが誕生日ケーキを買って来てくれたため、最後には「皆ありがとう」と感謝の言葉を言っていた。
