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CV:市川治

人物編集

ホワイトファングの創設者にして指導者である老人。劇中では終始カーンズ呼びであったが『FrozenTeardrop』にて兄のトマス・カラントが登場したため、フルネームはカーンズ・カラントと推測されるが、明言はされていない。

かつて指導者ヒイロ・ユイとともにコロニー独立運動に参加していたが、ヒイロがOZの前進組織の工作員に暗殺されたことをきっかけに武闘派に転身。

ヒイロ暗殺から数日後、レジスタンスを率いて連合軍からトラゴス8体を奪取し、コロニー「X-18999」に潜入。中央司令部に攻撃を仕掛けるも、当時のトレーズ・クシュリナーダ率いるスペシャルズの迎撃によって失敗し、裏で手を引いていたデキム・バートンに諫められ撤退した。(『EPISODE ZERO』)


AC195年、デキム発案のコロニー落下作戦であるオペレーション・メテオに賛同するが、それによって20億もの犠牲を出すことを良しとしなかったガンダム開発者によってオペレーション・メテオは別の形で行われてしまった。

結局はOZのコロニー支配を許してしまったために業を煮やし、ホワイトファングを結成。


OZデルマイユ派によるサンクキングダム制圧と同時にOZ宇宙拠点制圧作戦「アルテミス・レボリューション」を発動し、モビルドール工場とリーブラを制圧。

OZから離反したゼクス・マーキスをホワイトファングの指導者に祭り上げ、バルジ攻略戦を発動。ビルゴⅡガンダムエピオンの投入でバルジを破壊。宇宙の主導権をホワイトファングに握らせた。


その後、ドロシー・カタロニアリリーナ・ピースクラフトを迎え、地球そのものを排除しようと画策するが、ゼクスにあっけなくホワイトファングの指導権を奪われ、さらには戦力のほとんどをモビルドールに依存していたことが裏目に出て、ガンダム開発者にモビルドールに細工を施されリーオー相手に全力で戦えなくなり、リーブラもピースミリオンの突撃によって主砲を破壊されてしまう。

自らピースミリオンに乗り込んでガンダム開発者と対峙するも、最終的には人類を信じようとした彼らの起こした動力部の爆発に巻き込まれ生死不明になった。


『FrozenTeardrop』によると、学生時代はひ弱ながらも喧嘩っ早い性格で、喧嘩に負けていたところを兄トマスの友人ヒイロに救われ、彼に心酔したらしい。

ドクターJ指導の下ゼロシステムの研究をしていたことや、ヒイロの死後彼の甥であるアインの補佐としてレジスタンスグループを率いていたことが描かれている。


がんばれ!ドモンくん』ではなぜか語尾に「ざーんす」とつけてしゃべる(かなり細身で長髪と女性的にも見える外見からか、他の言動もどこかオカマっぽい)。ちなみに同作者の漫画版ではゼクスに不信感を露わにする、地球にリーブラを落とそうとするのを制止するリリーナを自ら射殺しようとする、など本編より悪役然とした行動が多い。最期は描かれず、リーブラを地球に落とす軌道に乗せることに成功すると、脱出しようとするリリーナ達を無視したまま狂気的な笑い声をあげ続け復讐の完遂に狂喜していた(恐らくはそのままリーブラに残留し死亡)。


関連項目編集

ホワイトファング


クラックス・ドゥガチ:地球を滅ぼそうとした老人繋がり

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