「死ねッ!アゴごと剃ってやるぜッ!」
概要
エドフの町の床屋の主人。
ただの一般人であるが、散髪に立ち寄ったポルナレフが持っていたアヌビス神の刀に操られてしまい、アヌビス神の第二の宿主となった。
この第二戦でアヌビス神は「学習し、強化されてゆく能力」を発揮。前の持ち主であるチャカ戦でシルバーチャリオッツが見せた動きやパワーは全て記憶しており、それを上回る力でポルナレフを圧倒。チャリオッツの奥の手である剣身を飛ばしての死角からの攻撃すらあっさり弾いて躱し、ポルナレフを追いつめる。
直後、承太郎のスタープラチナからのパンチを受けて店から外へ弾き出される。しかし、スピードとパワーに優れたスタープラチナを持つ承太郎ですら「とりあえず当てただけで精一杯だった」と語る程際どく、浅い一撃だったためあっさり立ち上がる。(この時承太郎も「やばい...こいつは強いぜ...」「久々に登場した”策”や”術”を使わない正統派スタンドだ...」と驚愕している。)
このスタープラチナの一撃すらも習得し、これまで習得した中で最高の速度・強さ・技での斬撃を見舞うが、アヌビス神すらも予測していなかったスタープラチナの正確無比な白刃取りによって刃を折られ、カーンは失神して呪縛から解放された。
…しかし、それでも戦いはまだ終わっていなかった。
格ゲー版
ポルナレフ用のストーリー上で戦うキャラクターとして登場。
PS版以降は隠しキャラクターとしてプレイヤーも使用可能となった。
チャカと同様相手の技を記憶し、カウンターで反撃する特殊能力を持つ。
普通の床屋という設定のため必殺技が少なく、またスタンドモードも使えない。
防御力もかなり低い部類であり、上級者向けのキャラと言える。
余談
死亡や重傷、ウ〇コ入りベビーフードを食わされるなど、悲惨な再起不能(リタイヤ)を遂げることの多い第3部の敵の中では珍しく(比較的)軽傷で済んだキャラであり(ちなみに前任者?のチャカは首にシルバーチャリオッツの剣を喰らって重傷を負っている)、アニメ版では正気を取り戻して周囲の住民に助けられる描写が追加されている(さすがに顔を押さえて気分悪そうにしてはいたが)。
原作では床屋であること以外これといった設定は無く、名前も3部格ゲー『未来への遺産』にて明らかになった。由来はチャカと合わせてR&B歌手のチャカ・カーンから来ていると思われる。
アニメ版では、周囲の住民から「カーン」と名前が呼ばれるシーンが追加されている。
そもそも彼はごく普通の一般人であり、アヌビス神に操られて戦わされた以降は出番もなかったキャラクターである。まさか格ゲーにおいて出場を果たすとは誰も思わなかったことであろう。
SFC(コブラチーム)版ではなぜか行商人(悪徳商人)という設定になっており、承太郎たちにアヌビスの刀を売ってくれと交渉してくる。ちなみに、断っても強奪されてしまう。
モンスターストライクでも星4-5クラスの降臨キャラとして客演を果たす(但しメインは両方アヌビス神)。大人気スマホゲームにも参戦するエキストラ同然のゲストキャラは彼とチャカぐらいだろうか。因みに進化前は前述の通りチャカ。