キャロットマン(競走馬)
0
きょうそうばのきゃろっとまん
かつて岩手競馬で出走した競走馬。併せて父・ランズダーンと生産者であるタイヘイ牧場についても紹介する。
父ランズダーン
生年月日 | 1980年3月28日 |
---|---|
性別 | 牡 |
父 | Lyphard(USA) |
母 | Royal Match(USA) |
母の父 | Turn-to(IRE) |
母の母 | Cosmah(USA) |
通算成績 | 4戦1勝 |
アイルランドで通算4戦1勝という凡庸な成績ながらも母母が名繁殖牝馬Cosmahという事もありタイヘイ牧場によって輸入され、1987年より産駒デビューを果たしている。
一族はまさに種牡馬のオンパレードと言っても過言ではなく、名種牡馬ヘイローを筆頭にファーザーズイメージ、ワッスルタッチ、テューター、レミグランといった日本でも馴染みのある種牡馬が名を連ねている。また、3代母のAlmahmoudの半妹Natalmaは現在も競馬に影響を与え続けている説明不要の名種牡馬ノーザンダンサーの母である。代表産駒は1989年ラジオたんぱ賞(現・ラジオNIKKEI賞)を制したダイワゲーリックと1991年CBC賞を制したフェイムオブラス兄妹。2003年10月に用途変更となっている。
(馬齢表記は旧年齢表記)
5歳時(10戦未勝利)
デビューは遅れに遅れて5歳の夏だった。約3か月の現役生活中最下位5度、最高着順は4着が2回。更には競走中止が1回であった。こうしてキャロットマンの競走馬生活は幕を閉じ、記憶の片隅にすら残る事のない競走馬となったはずだった…
ゲーム「ウマ娘プリティーダービー」のCMに同名の正義のヒーローが登場。これがきっかけでキャロットマンという競走馬がこの世界にかつて存在していた事が知られることになった。数多の新馬がデビューする中で、人知れず埋もれていく競走馬は数知れず… きっかけは何であれその名が再び脚光を浴びる事になったキャロットマンは幸せな存在なのかもしれない。
関連記事
親記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です