キングモーラット
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ねずみのかいじゅう
『ウルトラマンティガ』に登場した怪獣。目頂では小型体にあたる『モーラット』についても記述する。
第30話「怪獣動物園」に登場。
ビラ動物園の地中から現れた、地下廃棄物を食べた事で巨大化したモグラネズミ。夜行性で光に弱い為、昼間は腹を空かせてはいたものの特に何もせず大人しくしていた。悪意はなく、夜になると空腹から牛を襲おうと動き始めた。
武器は耳を立てて放つ電撃。劇中の描写からパワータイプにも負けないパワーを持つ事が窺える。
電撃やパワーを活かして善戦するが、電撃をシールドで防がれ、そのままゼぺリオン光線で止めをさされかけるが、レナ隊員の願いを聞いたティガの「ウルトラフィックス」で鎮静化され、「セルチェンジビーム」によって縮小され、後述するモーラットへと変化した。
名前の由来はmole(モグラ)+rat(ネズミ)。そのまんまである。
身長 | 1m |
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体重 | 不明 |
キングモーラットがセルチェンジビームにより縮小された姿。ダイゴ曰く「怪獣では無く動物」。
ホリイ隊員の案でモグラとネズミを英語で言う「モール」と「ラット」で「モーラット」と言う正式名称を与えられ、レナ隊員により「モラちゃん」と言う愛称を与えられ、以後動物園の人気者として暮らしている。
性質は大人しく、眠っていることが多い。
キングモーラットの着ぐるみはその後、グワームに改造された。
耳は『ウルトラマンA』のルナチクスをモチーフにしている。また、現場では毛皮が剥がれたネズミのようだという評判だった。
人間キャラの「その怪獣を殺さないで!」といった懇願を聞き入れたウルトラマンが、その回の怪獣を殺さずに別の方法で解決する展開は過去作の『ウルトラマンタロウ』でよくあった展開(タロウでは主に宇宙に放逐するか、傷を治して帰してやるなど)だが、今回の方法は後の『ウルトラマンコスモス』の基盤になっているものであると言えよう。
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