ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

タグとしてはキールのみの表記が目立つ。

概要

CV:麦人

秘密結社ゼーレの中心人物であり、人類補完委員会議長。モノリスナンバーは01。

名前の由来はその他の登場人物と同じく船やその部品に関連したもので、彼の場合は重船舶の構造材である「竜骨(keel)」から。ユーザーからは主にファーストネームで呼ばれているが、「キール議長」や単に「議長」と呼ばれる事も少なくない。

セカンドインパクト以前から、同志であり協力者にして“友人”であるゲンドウと関わりがあった。当時は通常のサングラスを使用していたが、現在はトレードマークであるバイザーを常に着用している。

年齢は企画書の段階では67歳であるが、これが決定稿で反映されているかは不明。作中本編では少なくとも高齢の域には達しており、人類補完計画遂行のために自らの身体に延命措置を施している。補完計画が発動すると、脊髄を中心に身体の大部分が機械化されていた事が判明する。

作中では、不穏な動きが顕著になり始めたゲンドウの監視役として加持リョウジに密命を出していたが、やがては冬月を拉致し尋問を行なう、最後の使徒である渚カヲルを5thチルドレンとして直接ネルフ本部に送り込むなど、強硬手段が目立つようになった。

旧劇場版ではゲンドウとの決裂からMAGIへのハッキングによるネルフ掌握を試みたり、それが失敗に終わると戦略自衛隊による直接占拠、更にエヴァ量産機を投入するなどして、人類補完計画を発動させようとした。

『新劇場版:Q』では、キールを含むゼーレのメンバーはモノリスだけで登場しており、後にデータ化した精神を移植したモノリスと装置として存在し続けていたという事実が明らかになった。こちらではゲンドウとは決裂しておらず彼に望みを託し、その後に装置はキールらの希望で冬月によって機能停止された。

余談

企画段階での名称は『コンラート・ローレンツ』という名前だった。オーストリアの同名の動物学者から由来したものと思われる。

その厳格なイメージと重要人物ながら出番が少ない事から、スピンオフ作品で公式からほぼ原作崩壊レベルのネタキャラ扱いにされたり、タガが外れて犯罪ギリギリの変態行為に走ったり、果てははっちゃけた中の人諸共に大暴走した伊達男のような扱いを受ける事はほぼ皆無。

一方で登場して間も無い頃の二次創作では、その特徴的なバイザーを題材にされたりしている。外してみたら実は美形だったり、恐らく連想した方も多いであろうなんかバイザーからビームを発射したりするネタが見られたりした。おぷばっ!

……最近ではゲンドウがキール議長のバイザーと似たようなのを着用し始めたため、対比などで話題に出されているようだが。

コメント

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • シリーズルポ・西ドイツの肖像 キール・ローレンツ

    某所で盛り上がっていた「お屋敷の御曹司のカヲル君と謎の不法侵入ニセメイドのマリのカヲマリ」から派生した、「カヲル君の祖父で大企業の経営者のキール・ローレンツ」設定に基づき「80年代あたりに日本の雑誌に掲載された壮年期のキール・ローレンツについて記事」という体裁で書いた現パロSSです たぶんエヴァ25年の歴史でここまで現パロのキール・ローレンツの設定とか内面考えた人間はいないだろうな……
  • ASUKA:Absence - S -

    第五話「人の創りし都市」

    軌道エレベーターの名前どうしようかと考えて 最初に「バベルの塔」が頭を過ったのですが、リリンもさすがにそんな縁起でもない名前付けないかって思い、バベルの塔の建設を命じた王にちなんで付けました。←えっ?🤔 今回は新キャラが複数登場したり、各組織の様々な思惑が出て来ましたが、正直いって、活かしきれるかわかりません。 御し切れないけど出すかってところです。 アルカ基地はナディアの空中戦艦と没Qの空中庭園新ネルフ本部を参考にいたしました。超高々度に浮かぶあの形がたまらんのですわ(性癖) キール・ローレンツのキャラはこれであってんのか?って思う方々おりますでしょうが、ぶっちゃけあの人「これでよい」とか「碇...ゼーレを裏切る気か?」とかそんなにセリフ多くないし人柄もよくわからんところなので人格者のようでいて、最後のパイロットであるアスカに対してある種線引きをしてたり、ゴーグルを着けることによって暗部として動いてたり、少し含みを持たせたつもりです。 そろそろ少佐の憂鬱♥️シリーズの続きも書きたい。
    14,213文字pixiv小説作品
  • THEスーパーヒーロー戦記α

    第15話 使徒、襲来/後半戦-2

    どう考えてもイベント戦闘です。本当にありがとうございました。 本作だとゲンドウはシュウ博士はともかく、ギリアムとイングラムに関しては異世界人とはいえ過大評価している可能性があります。
  • 大人のエヴァンゲリオン

    第七十二話 サモン(査問/summon)後編

    六分儀ゲンドウの策するエヴァンゲリオン二国標準主義とは。 そして遂に始まるキール・ローレンツらによるシンジの査問、シンジは自分の未来知識をどう証明するのか。盗聴事件についてどのように申し開きをするのか。シンジの虎口からの脱出が今、始まる。
    10,842文字pixiv小説作品
  • 大人のエヴァンゲリオン

    第七十一話 サモン(査問/summon)前編

    ついにゼーレによるシンジの査問会が始まった。身構えるシンジに対して、ゼーレの首魁キール・ローレンツは、意外にもシンジの父、ゲンドウの過去を懐旧しはじめるのだった。

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

キール・ローレンツ
9
編集履歴
キール・ローレンツ
9
編集履歴