クモモンガー
くももんがー
『太陽戦隊サンバルカン』第10話「待ちぶせ毒ぐも館」に登場。
コンピュータに干渉する無数の小型蜘蛛メカを散乱させる『モンガー蜘蛛の子散らし』を用いて科学工場や発電所、管制センターといった重要施設を破壊して社会に甚大な被害をもたらす一方、バルパンサーの暗殺も受け持つ機械生命体。
壁を難なく登ることができ、口から吐き出す粘着性の『3色ロープパネラー』が主な戦力。
また『フォーメーション119番』や『110番』というロープを用いたマシンマンとの連携技を持つ他、蜘蛛五郎という名のメキシコ風のギタリストの人間態で活動する事もある。
そこから本性を現した後も逆さ吊りになりながらギターを演奏するなど愉快な性格らしく、何かにつけ奇妙な笑い声を上げる。
なお巨大化時には中空から糸を張り、逆さ吊りの体制からの攻撃を披露していた。
『モンガー蜘蛛の子散らし』で科学プラント工場や新幹線の爆破、大量の交通事故といった被害を引き起こす。
その後は豹朝夫を「コンピューターが選んだ男女ペアでカップルを作り、見事成立すればヨーロッパ旅行へ招待」というキャンペーン(勿論ブラックマグマの仕込んだ罠)に惹かれ、彼に交際を迫る女子高生・俊子を利用して館へ連れ込む。
豹を糸で拘束して逆さ吊りにし、タランチュラに噛み殺させようとするが、その際弾いていたギターの音をバルカンイヤーで聞きつけてやってきたバルイーグル、シャークに救出されてしまう。
屋外に飛び出し、糸を使った攻撃で太陽戦隊を翻弄しているうちに俊子はゼロスリー、ゼロフォーに攫われてしまうが、追ってきた三人にあっさり取り返されたため最終決戦に突入。
ここでも糸を巧みに使った戦法を取るが、バルパンサーの猛攻には歯が立たず『バルカンボール』で倒される。
巨大化後は空中に糸を張ってぶら下がるという謎の芸当を見せたがすぐに打ち落とされ、碌に抵抗できず『太陽剣・オーロラプラズマ返し』で倒された。