クー・フーリン(EXTRA)
えくすとらのくーふーりん
そんじゃまあ……行きますかねえ!
『Fate/EXTRA』に登場するランサークラスのサーヴァント。
契約したマスターは遠坂凛。普段は霊体化しており、実体化しての登場は少ないが、平時では凛のドジをからかい、戦闘になれば抜群のコンビネーションを見せるなど相性のいいコンビである。
『Fate/EXTRA CCC』では、言峰店員と共に隠しボスの2番手として再登場。ギルガメッシュを従わせた戦いの場合は、戦闘前後の会話イベントが専用のものとなっており、プレイヤーに敗れた後は言峰からのお仕置きを食らわされることに……(決して「この人でなし」なことではないが)。
『Fate/EXTELLA』ではネロ・クラウディウス陣営の一員として参戦する。
性格は『Fate/stay night』のものと変わりはない。
ムーンセル調べでは、「兄貴になってほしい英霊」ナンバーワンに選ばれたらしい。異なるのは衣装デザインで、電子の海に合わせてかサイバーチックなものとなり、槍も棘が多くなっている。
基本能力は変わり無し。ただし、凛によって耐久値がブーストされている代わりに、スキルの「戦闘続行」がAからCへ一時的にランクダウンしている。なお、今回はマスターが違うため幸運がDに上がっている。やったね兄貴!……だったが『EXTELLA』などでは再びEとなっている。
保有スキル
対魔力(C) | 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術・儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。 |
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神性(B) | 神霊適性を持つかどうか。高いほど物質的な神霊との混血とされる。粛清防御と呼ばれる特殊な防御値をランク分だけ削減する効果もある。菩提樹の悟り、信仰の加護、といったスキルを打ち破る。 |
戦闘続行(A→C) | 窮地における生命力の強さ。瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。マスターにより耐久値がブーストされたためか、一時的にランクが下がっている。 |
刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)
- ランク:B
- 種別:対人宝具
- レンジ:2~4
- 最大捕捉:1人
「穿つは心臓、謳うは必中。『刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)』!!」
ランサーが編み出した対人用の刺突技。槍の持つ因果逆転の呪いによる必殺必中の一撃であり「心臓に槍が命中した」という結果をつくってから「槍を放つ」という原因を作る。回避には因果操作を回避出来る幸運の高さ、ランサー自身が放つ神速の槍さばきを躱す技量の二つが必要であり防ぐには槍の魔力を上回る防壁を用意するしかない。しかし、劇中では何故か外れてしまう。
詳細は該当記事を参照。
突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)
- ランク:B+
- 種別:対軍宝具
- レンジ:5~40
- 最大捕捉:50人
「この一撃、手向けと受け取れ――牙を剥け!『突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)』!!」
魔槍ゲイ・ボルクの本来の使い方。魔槍の呪いを最大限開放して渾身の力で投擲する。
先述した『刺し穿つ死棘の槍』とは違い心臓に命中させるのではなく、一撃の破壊力を重視している。伝説においては、魔槍が30に分かれて降り注ぐとされているが、英霊化後はさらにその数を増しており、相手に向かって槍先が無数に分裂していき一発で一部隊を吹き飛ばす。
因果逆転程の強制力はないが、ロックオンすれば「幾たび躱されようと相手を貫く」という性質を持つため、標的が存在する限りそこが地球の裏側だろうと飛んでいくだろうと推測されている。
詳細は該当記事を参照。
契約したマスター。
よく「うっかり」が発動する凛をよくからかうが、主従としての相性は良い模様。
とある平行世界でも初見からその人柄を気に入っていたらしい(正確には別人だが)。
敵対するマスターの1人。
凛ルートにおいて、途中退場することになった自分の代わりに、マスターの凛を託す。
月の聖杯戦争における、三回戦の対戦相手。
半人半機であるため『刺し穿つ死棘の槍』の効果が薄いというあまり相性の良くない相手。
説明不要の犬猿の仲。どこまでもソリが合わない腐れ縁。
これが決定的な悪縁になったのか、以後どの聖杯戦争でも顔を合わせることに……
同じく腐れ縁かつ天敵の金ピカアーチャー。
ボーナスステージではギルガメッシュを従えた白野に対し同情的だった。
何の因果か『CCC』ボーナスステージで主従となった腹黒神父。
ギルガメッシュをサーヴァントに選んだ戦いでは、自爆コマンドよりある意味ひどい命令を下される。