「戦後のどさくさで行方不明になっていた艦(ふね)にこんなところでお目に掛かるとはな…」
CV:西前忠久
概要
でっぷりとして温厚そうな外見をしたグラスゴー隊の指揮官を務める白服の男性。
劇中での活躍
ナスカ級高速戦闘艦に搭乗して、同型艦のカーナボンとホルストを率いてL4コロニー・メンデルを見張り、そこからデスティニープランに関する資料を持ち帰ったマーチン・ダコスタを偵察型ジンを用いて追跡し、エターナルを補足して追撃を開始した。
3隻のナスカ級と合計25機以上のザクウォーリアとグフイグナイテッド用いて、それらの能力をフル活用しエターナルを追い詰めていく。エターナル防衛のために出撃したアンドリュー・バルトフェルドのガイアガンダムのビームライフルを破壊させ、更には宇宙へ上がったキラ・ヤマトのストライクルージュを(機体性能の差もあったが)大破に追い込んだ。
しかし、キラがストライクフリーダムガンダムに乗り換えてからは戦況が一変、圧倒的な機体性能とパイロットの技量でザクとグフが悉く無力化され、MS部隊がたった2分で全滅してしまう。
なおも艦に接近するストライクフリーダムに全砲門を開いて斉射するが、レールガンとドラグーンで武装とスラスターを大破させられてしまい、艦を行動不能にされてしまった。
艦自体は轟沈していないためグラスゴー自体は生存しているが、その後彼や部隊がどうなったかは語られていない。
余談
配下のMSパイロットは(確認されているだけで)全て赤服で構成されており、その内のグフパイロットがキラのストライクフリーダム相手にスレイヤーウィップを当てている所を見ると、かなりの精鋭揃いという事がよく分かる。
また、大部隊を任されているところを見ると、部隊運用士官としてはかなり優秀と思われる。
太り気味の体系、「僅か2分で25機のザクとグフが全滅だと!?」という自軍部隊を戦闘不能に追いやった敵機の性能に驚愕する様子から、『機動戦士ガンダム』に登場するコンスコンのオマージュキャラとされる。但し、こちらはコンスコンと異なり戦死することなくフェードアウトしてった(コンスコンは艦を敵機に撃破されて戦死している)。