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ゲーニッツ(宇宙戦艦ヤマト)

げーにっつ

『宇宙戦艦ヤマトさらば愛の戦士たち』『宇宙戦艦ヤマト2』に登場する、白色彗星帝国ガトランティスの軍人キャラクターの1人。遊動機動艦隊司令長官として軍事の実権を握る。リメイク『2202』でも登場し、古参の実力者として設定される。
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声優編集

『さらば愛の戦士たち』&『ヤマト2』:村越伊知郎

宇宙戦艦ヤマト2202』:不明


概要編集

  • 所属:遊動機動艦隊(総参謀長兼務?)
  • 階級:不明
  • 役職:遊動機動艦隊司令長官

 『宇宙戦艦ヤマトさらば愛の戦士たち』と『宇宙戦艦ヤマト2』に登場する白色彗星帝国ガトランティスの、最高幹部の1人であり遊動機動艦隊司令長官を務めている。時として総参謀長として携わっている事も有ったようであるが、詳しい事は不明である。

 ただし自らは戦場に赴くことは無く、常にズォーダー大帝の側にいてサーベラー、ラーゼラーと共に都市帝国の中央作戦室で侵略戦争の作戦計画・指揮に当たっている。


 名前の由来は、ナチス・ドイツの海軍総司令官カール・デーニッツSNKの対戦格闘ゲームKOFシリーズのボスキャラの一人ゲーニッツの名前の元ネタでもある。(因みに同ゲームのハイデルンルガール・バーンシュタインもヤマトの同名のキャラクターが元ネタとなっている。)


さらば宇宙戦艦ヤマト編集

 白髪の短髪にカイゼル髭をたくわえた、初老のキャラとしてデザインされる。役職は遊動機動艦隊司令長官。配下にバルゼーゴーランド両提督を始めとした宇宙艦隊を多数従えるという重要な役柄の割にはほとんど活躍しておらず、デスラーがヤマトに敗れたことをズォーダーに報告する位の出番である。


宇宙戦艦ヤマト2編集

 控えめであった『さらば』の時とは打って変わり、大幅に役柄が変更された。容貌はやや小太り気味(よく言えば逞しい)な体格で、スキンヘッド(天辺のみで、側面後頭部等は生えている)になり、口髭もカイゼル髭風に逞しくなった。大人しそうな劇場版に比べて、頑固オヤジな風貌に様変わりした。

 活躍の場が広がっており、ズォーダーからの諮問や説明要請が多いことから、軍務の統括を任されているらしく、艦隊司令長官と兼務する形で第12話の時点では総参謀長を務めている事が判明している。

 サーベラーとは、権勢をめぐり、常にいがみ合いながらも頭が上がらない。デスラーがヤマトに対する復讐に燃えるあまり、帝国の戦略に狂いが生じることに焦燥し、本来、政敵であるはずのサーベラーの姦計に乗ってデスラーを逮捕、幽閉するのに一役買う。

 地球攻略を目前に銀河系侵入を記念して開かれたパーティーでは「ズォーダー5世大帝」の嚇々たる戦果を紹介したのだが、テレザートのテレサの一身を賭した行動で帝国の進路が妨害され、地球侵攻作戦開始のどさくさに紛れデスラーの脱走を許してしまったことで、帝国崩壊時にサーベラーの独走を許した罪を問われ、ラーゼラー共々超巨大戦艦に乗れず死亡した(明確な今際の描写は無いが、状況からして死んだ事は間違いない)。


ゲーム版編集

役職は遊動艦隊司令長官のみ。劇中では総司令と呼称されている。彗星帝国の全艦隊を統括するものの、支配庁の許可無しには艦隊移動の権限も無く、支配庁総参謀長のサーベラーには呼び捨てにされ、支配庁宣伝軍事総議長のラーゼラーにすら威圧を受ける等、立場の弱さが目立つ。TVルート、劇場ルートいずれも状況的には死亡していると思われるものの、直接的な死亡の描写が無い。彗星帝国幹部の内で全作品に渡って死亡が確認されないのは彼だけである。


宇宙戦艦ヤマト2202編集

ゲーニッツ(2202版)

 リメイク作『2202』にも登場する。容貌は『さらば』寄りで、ズォーダーに古くから付き従う古参の軍人として設定された。実力者としては他の追従を許さないとされながらも、自分より若いサーベラーには常に礼節を払う。部下にバルゼーを持つ。


関連タグ編集

宇宙戦艦ヤマト 宇宙戦艦ヤマト2202 白色彗星帝国 ガトランティス

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