データ
登場作品『ウルトラマンVS仮面ライダー』
別名: | 合体巨大怪人獣 |
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身長: | 57メートル |
体重: | 4万5千トン |
出身地: | 東京都 |
概要
古代怪獣ガドラスと時を同じくして偶然、傍に居合わせた毒サソリ男が互いのパワーを吸収し合い、合体、融合するという大首領もビックリな超展開が起こり新たに誕生した合体獣。
鳴き声はウルトラ怪獣でも一、二を争うほど凶暴と言われるガモスにソックリで、角からはゼットンにソックリなピポポ音を出す。
蠍を思わせるハサミが両腕に備り、蠍のような尾が生え、それらを武器とする。
遠距離の敵には明滅する頭頂部の角から黄色い稲妻状のビームや全身を赤く発光させて爆発を起こす攻撃を放つ。
更には、腹部でスペシウム光線を吸収出来るというベムスターやアークボガールを思わせるような能力も兼ね備えている。
上記の能力を駆使し、ウルトラマンを易々と圧倒して見せる。
ウルトラマンを何とか援護しようとサイクロン号で疾走する等身大の仮面ライダー新1号をハサミや尾で攻撃し、全く近寄らせず翻弄するが、喉笛をサイクロンアタックで突き破られると奇跡が起き巨大化した仮面ライダー新1号が戦闘に加わると、形勢が逆転。
得意の光線をリバウンド光線でブロックされ、ライダーパンチで角を、八つ裂き光輪で尾を失い、戦闘力が大幅にダウン。さらに二人に投げ飛ばされた挙句、最後はスペシウム光線とライダーキックの同時攻撃を受け、ビルへと突っ込んで爆死するという豪華極まりない壮絶なる最期を迎えた。
余談
登場作品自体の知名度や様々な大人の事情から、長らく立体化されなかったが、バンダイのカプセルトイ『HGシリーズ』でもガドラス、毒サソリ男ともども立体化された(2014年9月下旬『HGウルトラマンVS仮面ライダー』収録)。
版権事情が複雑な本作であるが、円谷プロ監修の『円谷プロ全怪獣図鑑』(小学館)にも収録されている事から円谷プロの公式キャラクターの一体に数えられているようである。