概要
麦わらの一味のサンジとビッグ・マム海賊団のシャーロット・プリンのカップリング。
来訪
そもそもの始まりはサンジの不自然な手配書だ。ドレスローザの事件で際立った危険度を示した者達以外は、(例外はあるものの)全員一律に懸賞金が5000万ベリーずつ上昇するはずが、サンジだけは1億ベリー上昇した。その上、懸賞金獲得方法は従来のDEAD OR ALIVE(生死を問わず)→ONLY ALIVE(生け捕りのみ)と変更されていた。
そして、ベッジとペコムズがゾウにやってくる。当初、サンジ達はシーザーの身柄の要求か魚人島で売ったケンカの件かと思ったが、その予想はどちらも正確ではなかった。ぺコムズ達が真に求めていたのは、サンジことヴィンスモーク・サンジの身柄であったのだ。ビッグ・マム海賊団のシャーロット・プリンの結婚相手としての。
彼らに脅されたサンジは仲間のために、ビックマムの根城ホールケーキアイランドに向かう。当然険しい面構えであったがプリンの顔写真を見せられたことで、その態度は一変することとなる。
結婚式
結婚式でプリンは自分の第三の目をサンジに見せるが、サンジは美しいと褒めてくれた事にプリンは感動して大粒の涙をこぼす。
生まれながら母にすら疎まれ、兄弟たちからもその能力と(目を前髪で隠した)顔だけしか褒められることのなかった彼女にとって、最大のコンプレックスだった第三の目を称賛されたことはこれが最初だったからだ。
そしてルフィ・ジンベエ・ベッジの共謀に伴い結婚式は中断、彼らの策謀で発生してしまった「食いわずらい」によって暴走を始めたシャーロット・リンリンを止めるべく二人で協力してウェディングケーキの調理を開始する。
途中、何度かプリンの悪の心が暴走するものの、善の心はそれを押しとどめ、とうとうケーキは完成。演技でしかなかったサンジへの思慕は、いつしか真実の想いへと変わっていった。
事態が収束した終盤、サンジと2人きりになったプリンは「最後のお願い」と称してサンジが咥えていた煙草を取り上げると、そのまま一方的にキスを交わす。キスしたその直後にメモメモの実の能力でキスの瞬間の記憶だけをサンジから抜き取ると、プリンはサンジが呆けている間に足早に立ち去るという悲しい形で別れを告げ、人知れず泣き崩れていた。
ジェルマ66のあゝ無感情海遊記
その後の扉絵連載ではビッグ・マムに敗れ、モンドールの能力で本の中に閉じ込められていたニジとヨンジに対し、サンジをいじめた罰の意味を込めて「プリンパンチ」をお見舞いする彼女の姿が見られる辺り、失恋してもなお、サンジへの恋心は忘れていない様子である。
4秒でわかる関連イラスト
これが
実はこうで
こうなって
しまいにはこうなる