「死にたい! ああ~死にたい!!」
CV:徳丸完
『機動刑事ジバン』第24話「ようこそ大霊界へ」登場
概要
映画『バタリアン』のゾンビ・タールマンのような姿のバイオノイド。自称「大霊界への案内人」
ふとしたことから村松清志郎がジバンの正体であると勘違いした犯罪組織バイオロンがジバンを抹殺するためにドクター・ギバが招集。
ジバンを道連れに自殺する事が目的で、自ら「俺は死ぬことに誇りを持っている男だ!」とのたまい、ブビとムクにドン引きされている。
ジバンDVDの説明によると「極端に飛び出した目玉は『自殺願望という感情』を表している」とのこと。
タイミングが悪いことに清志郎自身が自分が実はジバンだと勘違い・吹聴したことで清志郎を拉致。ジバンの装甲に使用されているスーパーセラミックで先のバイオロン襲撃で受けた骨折が治されていたため、ジバン基地の所在を知っていると考え、吐かせようとする。
主な能力は両目を光らせて相手に大霊界を見せる。体には毒液が充満しており、体の至る箇所から噴出させる。また、触手でジバンを絡めとり、抱きしめたまま毒ガス攻めを行う。
しかしジバンがレゾンに格納したダイダロスを射出させ、ダイダロスがジサツノイドに体当たりしたことで形勢逆転。ダイダロスを装着したジバンのジバンフライングクラッシュとジバンエンドを受け、巨大な顔のみの状態となって消滅した。
ナレーション「それにしてもバイオ怪物には、変なヤツがいるものだ。これからも様々なバイオ怪物がジバンの前に立ち塞がるに違いない。油断するな、機動刑事ジバン!」
余談
ジサツノイドが見せたあの世の描写は東映映画『地獄』(1979年版)からの流用。
関連項目
くびれ鬼:同じように他者を自殺に導く存在。
ハイウェイ・トゥ・ヘル:自殺の道連れを強制実行する能力。
丹波哲郎:登場タイトルが明らかに彼が掲げる死生観に影響されている。