図鑑データ
艦名 | Jean Bart(ジャン・バール) |
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図鑑No | 535 |
艦級 | Richelieu級2番艦 |
艦種 | 高速戦艦 |
CV | タニベユミ |
絵師 | アキラ |
『Bonjour? Enchantée. 私がRichelieuの妹、Jean Bart!Pardon?……聞いてる?……まあ、いいか。』
概要、聞いてる? Mon amiral?
2022年夏・初秋イベント「大規模反攻上陸!トーチ作戦」の最終海域E6『カサブランカ沖海戦』の突破報酬として実装された戦艦娘。
フランス海軍としては3隻目で、姉のリシュリュー以来5年ぶり。
また、海外の戦艦において既存の艦の姉妹艦が実装されたケースとしてはヴィットリオ・ヴェネト級(伊)、コロラド級(米)および後段ドロップ艦だった実装同期がいるサウスダコタ級(米)に続く4例目となる。
その実装はイベントの少し前から示唆されており、ランカー報酬として先行実装されていた新夜偵『Loire 130M』の翼上に居た妖精さんとして姿を見せていた(なお、その夜偵に描かれたマーキングはダンケルク級戦艦のHS2偵察飛行隊のもの。このことから、下記の家具と合わせ同級の実装フラグでは?との考察をする提督もいる)。
この他、2022年8月4日のアップデートで実装された新家具【フランス艦la fenêtre(新)】に飾られている縫いぐるみのうちの1体として実装に先んじる形で登場。
なお彼女の縫いぐるみ、後段解放前はあらぬ方向を向いていた一方、後段解放後はいつの間にか正面を向いているが…まさかひとりでに動いたのだろうか?
ちなみにこの家具には姉のリシュリューやコマンダン・テストの縫いぐるみに加え、あらぬ方向を向いている謎の縫いぐるみがもう1体置かれているが…?
いい容姿よ、Merci.
姉のリシュリューと比べてもさらに色白の印象を受ける美人。
ショートにしている髪は姉と比べ色が薄めの金髪で、先になるにつれ青みがかるという独特の色合いである。瞳の色も同じく青。姉と同じく泣きぼくろがあるが、彼女は二つ存在している。
服装も姉に準じており、チューブトップワンピースにロングマフラー、左の二の腕のバンダナといういでたちだが、色が青紫系である他、一部が半透明。このためか、姉がニーソックスを着用しているのに対しこちらは白黒の迷彩柄が施されたタイツである。
あともう一つの特徴が、戦艦娘としてはかなり控えめな胸部装甲(もちろん全くの平坦というのではなく、熊野よりはあるかな、という印象)。
姉リシュリューも大きい方ではないので、姉妹揃ってのモデル体型、と言えなくもないか。
……あーこらこら、そこの正規空母に軽空母、なんだそのキラキラ目は。
艤装は未完成状態が長かったためか、4連装主砲が左右に一対ずつのみとかなり簡素で、色の塗りも質素なもの。これは改でも同じである。
竣工前のカサブランカ沖海戦での状態をイメージしたのだろうか。
【Xmas】mode
2022年12月6日のアップデートにて、私服姿を初披露した。
紺色のセーターに青系のマフラーと、けっこう厚着している。スリッパを履いていることから部屋着のようだが、それでもお洒落具合に一切妥協が見られないあたりはさすがフランス勢。
…なのだが、それ以上に目を引くのが彼女がテディベアのごとく抱きかかえているメンダコらしき謎生物。付け髭を施され、ついでに青いサンタ帽やマフラーを着用してご機嫌の様子。他にも数体おり、後ろから顔を出していたり周囲を浮遊していたりする。
一見おとなしそうだが怒らせると怖いらしく、主人(?)の中破時には一転、今にも襲い掛からんとする形相で歯をむき出し、どこからかオーナメント状の爆弾らしきものを持ち出してくる。
…絵師が同じ艦娘たちについて回っているアイツみたいなものだろうか?
なお、家具「謎のXmasカーペット」ではペットを飼っている艦娘とその関係者を秘書艦にするとそのペットが姿を現すが、仏艦を秘書艦にするとこのメンダコが現れる。……ペット扱い?
未完成ですって? 冗談じゃないわ。性能は万全よ、全て。
細かい数値に差はあるがリシュリューと概ね同等。運はリシュリューより低いが初期値で【15】と平均よりは高め。
初期装備が38cm4連装砲1つと簡素であるが、これも史実で戦時中主砲2基のうち1番砲塔しか砲身装着が完了していない状態で推移し続けたためかもしれない。
レベル45で改にすると初期装備の一つとして『Loire 130M』を持ってくる。改装時の初期装備で夜偵を持参するのはかの夜戦忍者以来。フランス艦に装備ボーナスが付くうえ夜戦に与える効果が高めという比較的優秀な装備である。
性格、気にしないけど。Amiral? Ça m'est égal.
自己主張強めでマイペースな姉と比べ、やや生真面目かつおとなしく、淡々としている。
未完成のまま戦闘に巻き込まれ大破着底するなど波乱の艦歴だったためか、やや達観しているような台詞も時々口にするほか、「未完成」であったことを気にしているようで、建造完了時やMVP時には若干思う所のあるような素振りを見せる。
一方で、やはりかつて欧州最強と言われたリシュリュー級、売られた喧嘩は買う主義らしく、戦闘の際には「後悔しない事ね!」と啖呵を切るほか、14時の時報でマサチューセッツに遭遇した際には血気盛んな彼女からの演習の申し入れに受けて立たんとしている。ちなみにマサチューセッツの時報によれば16時台までこの演習は続いたようで、遠目に見ていたタスカルーサが思わず「近寄らんとこー…」とこぼし、終わった後のマサチューセッツが息切れする位にはタフなものだったらしい。
姉のリシュリューとはやはり姉妹どうし、付かず離れずの関係。
時報にて少し姉の様子を気にしており、そのマイペースぶりに「相変わらずね」と言いつつも特に心配はしていない様子。とはいえ、鎮守府に順応しきった姉が意気揚々と秋刀魚漁に参加したりこたつの魔力に敗北したりしていることにはさすがに困惑気味。
一方提督に対しては姉ほど表に出さないながらもその実かなりの好意を抱いているらしく、23時の時報では寝る間際に「姉さんには内緒」と称したナニかを残していく。それが何だったのかは…提督諸氏の解釈次第であろうか。
服装についてはそれなりに気にするようで、夕食時に間宮のお店に行くことになった際にはやや焦り気味にフォーマルに着替えようとし、結局そのまま行くことになったことにちょっと気後れしている様子。
また、美食の国出身とあって食事のマナーは少し気にしているようで、昼食について提督がきれいに食べたことを喜んでいる一方、夕食時には間宮のお店にて何やら騒ぎ立てているイタリア重巡(とそれを全力で止めにかかる姉)を見て苦言を呈している…まあ相手があのアル重である以上、無理もない話だが。
なお、年末ボイス内で炬燵を「変な箱」と呼んでリシュリューに誘われても拒否しているが、実装から1年以上経っている2023年12月時点でカレー機関内で流れている「艦娘Radio」内においてもリシュリューに「あの箱はそんなにいいものなのか」と質問してきており、未だ畳化していない模様。
余談ね……Que sera sera.
モチーフ元となったリシュリュー級戦艦2番艦「ジャン・バール」は第二次世界大戦終結後の1949年8月1日に竣工しており、竣工日基準では艦これ初の戦後生まれの艦と言う事が可能。一方進水日基準で考えれば1940年3月6日生まれとなり、その意味では大和型より先に生まれたと言う事もできる。
また、上述の通りジャン・バールの竣工は1949年であるが、実際にはそれより遥か以前の1940年6月19日に書類上就役扱いとなっており、実に9年もの間未完成状態でフランス軍に在籍していたという事になる。なお未完成とはいえカサブランカ沖海戦で米重巡オーガスタ(ヒューストンの妹)に対し艦砲射撃を行うなど応戦、命中こそしなかったものの追い払う事に成功しており、戦闘能力が皆無だった訳ではない。
Merci. 関連イラストが無いと戦えないわ。
Mon amiral? 関連タグね、はい。確認して?
●フランス海軍(フレンチ艦娘)
―『リシュリュー級戦艦』
1番艦:リシュリュー(艦隊これくしょん)・・・実装済の姉。気位が高いが妹の事は心配してる。
―『コマンダン・テスト級水上機母艦』
コマンダン・テスト(艦隊これくしょん)・・・同郷の水上機母艦。同国の貴重な制空要員。