「初めまして・・・そして、死んでください」
概要
軍需企業「鉄血工造」が作り出した戦術人形で、高い戦闘力を誇る”ハイエンドモデル”の一体。
組織の中では情報の収集と分析が得意で、職務を忠実に遂行する。
そのため、人間に忠実な「グリフィン」所属の戦術人形に対して優越感を抱いている。
(アニメ版公式サイトより)
解説
CV:奥野香耶
鉄血工造の製造した上級人形。
燕尾服を思わせる服装や手に持った指揮棒などから、オーケストラなどの指揮者を彷彿とさせる。
他のハイエンドモデルが銃火器や近接兵装を用いているのに対し、スケアクロウはなんと空中浮遊する小型ユニットを携え、攻撃手段の一切に依存している。
このことから、鉄血の技術力の高さを窺い知れる。
本人は自身のことを『ただの下級の人形』と称しているが、どう見てもそうは思えない。
実際、IOP製の戦術人形達を遥かに上回る、超高度なAIを搭載しているとか。
本編中も映像でしか出てこない人間を罵倒したり、スコーピオンに対して拷問ができたり、機密保持のためには自爆をためらわないあたり、末端兵士の指揮官としての能力は明らかに、IOPの一般的な戦術人形を凌駕しているとしか思えない機能が備わっている。
また、場合によっては取引に応じて交戦を避けたり、助け船を出してくれたりと意外と話の通じる相手でもあるようだ。
ちなみに、鉄血テーマの家具セットの説明文では、彼女のコメントを見ることができる。
中には割引券の行方を気にしているコメントもあり、どうやら鉄血の人形も買い物に行くようだ…
…ちなみにその対象はなんと防犯カメラ。
鉄血の防犯設備は、コンビニよりも下らしい(人形がいるという点を除けば)…
エクスキューショナー:おい、なんで急にこんなもん設置してんだよ!
スケアクロウ:……知りたくないんですか?誰がわたしたちの割引券を盗んだのかを。
2020年のエイプリルフールネタ「鉄血学園」では、学生の一人として登場。
流石にガスマスク姿で学校に行くわけにはいかなかったのか、普通の黒マスク姿をしている。
ゲーム内では
作戦任務1-6、1-4e、0-4に登場。
敵に近づいた後、自身の周囲で待機させているビットを用いて攻撃してくる。
強敵には変わりないが、序盤に出てくるボスだけあって、人形を十分に育てていればそうそう苦戦する相手ではない。
注意すべきなのは特殊攻撃の、ビットを展開して行う高速連射。
運悪く回避できないと痛手を被るので、使われる前にさっさと倒してしまおう。
しかし、後半で開放される0-4においては話は別である。
けた外れに強化された上に複数体に分かれて登場しており、生半可な気持ちで挑むと痛い目を見ることになる。
特に敵司令部に通ずる道には二体同時に襲ってくる部隊も存在するため、手持ちの人形をしっかり育てておく必要がある。
『秩序乱流』イベントでは、場合によっては戦闘を避けることもできるようになっていて、彼女と戦闘を行わないルート進行を選ぶことも可能。
その場合、鉄血は敵対勢力にはならず正規軍とパラデウスを相手にすることになる(鉄血が敵として出現するマップでは、彼女が鉄血の人形の警戒エリアを教えてくれるので、うまくルート進行することで戦闘を回避できる)。
仲間として
『貴方たちに…、勝ち目は…、無いです…。』
本国版では、遂に彼女が仲間になった。
2021年9月からは、日本版にも実装された。
礼儀正しく、心強い味方となってともに敵をせん滅してくれる。
ステージ上では、自身のダミーを出して敵をかく乱するという、案山子の名に違わぬスキルを使ってサポートしてくれる。
これは敵にデバフをかけてくれるオマケつき。
さらに戦闘面では高い射速で攻撃。
必殺技はビットをファンネルのごとく展開し、破甲効果を持ったビームの雨を容赦なく敵に降らせる。
ビットが彼女の指揮棒に合わせて、一斉に広がるスキルアニメは必見。
大陸版のPVではグリフィンの危機に駆け付け、イントゥルーダーと共に装甲車の上から正規軍の兵器に、容赦ない攻撃を浴びせる彼女が確認できる。
ちなみに彼女は確定入手できる。
グリフィンという田を敵という害鳥から守ってくれる、最強の案山子をぜひとも仲間にしよう。
なお、公式での融合勢力の解説担当は彼女が担当した。
別名・表記ゆれ
ショートアニメ
「癒し篇2」に登場。
ハンター、エクスキューショナーと共にAR小隊に敗退し続けたせいで「負けたら廃棄処分」と言う通達をされ、M4の奪取を目論むがM16との戦いに敗れてしまう。
小型メカを手入れしているシーンもある。
アニメ版
第2話に登場。