概要
日本の対戦型格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズを原作とした1994年のアメリカ映画。
制作当時の現役シリーズである『ストリートファイターII』シリーズをベースとしている。
連合軍
バイソン将軍打倒に執念を燃やす連合軍部隊のアメリカ人大佐。
演 - カイリー・ミノーグ
ガイル大佐を補佐するイギリス人女性。
演 - グレッグ・レインウォーター
ガイル大佐の補佐。ネイティブアメリカン。
演 - 澤田謙也
ガイル大佐につく日本人。確実に指示をこなす有能者。バイソンの本拠地を攻撃する連合軍部隊を直接指揮した。
映画版のみのオリジナルキャラクター。
チュンリー・ザン
演 - ミンナ・ウェン
GNTのテレビリポーターで、本田とバルログの上司。
演 - ピーター・ネイビー・トゥイアソソポ
GNTの撮影クルー。かつては「横綱に一番近い男」と呼ばれたハワイ人力士だった。
演 - グランド・L・ブッシュ
GNTのカメラマンで、本田の相棒。ボクサーだった。日本版の名前はマイク・バイソンだが、本作はバルログとなっている。
演 - バイロン・マン
日本人空手家。一流の格闘家だが、悪人を騙してアジア各地を渡り歩く詐欺師を行っている。
演 - ダミアン・チャパ
アメリカ人空手家で、リュウの相棒。稼ぎが少ないために流浪し、小ズルイ詐欺行為をしながら生計を立てている。
軍事国家シャドルー
M・バイソン将軍
演 - ラウル・ジュリア
東南アジアの軍事国家・シャドルー(「シャダルー」とも)を支配する独裁者。日本名はベガだが、本作はバイソン将軍と呼ばれる。
演 - アンドリュー・ブリニアースキー
バイソン将軍の部下で怪力の持ち主。頭脳が劣るため、作戦が理解できない。
演 - ミゲル・A・ヌネス・ジュニア
口は達者だが、いざというと逃げ腰になるバイソン将軍の部下。
ダルシム博士
演 - ロシャン・セス
有能な知識をもつ博士。バイソン将軍に脅され、しぶしぶ彼の実験に協力させられていた。
演 - ロバート・マンモン
ガイルの親友の中尉だがバイソン将軍の捕虜となり、感情の無い人間兵器「モンスター・ブランカ」に改造される。
ビクター・サガット
演 - ウェス・ステュディ
シャドルーの裏の世界を牛耳る賭け闘技の主催者。
演 - ジェイ・タバーレ
賭け闘技のファイターでサガットの部下。醜い者を拒み、美しいのは自分だけと考えているナルシスト。日本名はバルログだが本作はベガ。
ゲーム作品
1995年にカプコンから本作の実写映像を使用した対戦型格闘ゲームが2作品発売されている。ただし、両者の内容は大きく異なる。
- ストリートファイター ザ・ムービー - アーケードゲーム。原作『ストリートファイターII』シリーズとは大幅に異なったゲーム性となっている。
- ストリートファイター リアルバトル オン フィルム - セガサターンとプレイステーションで発売。上記『ザ・ムービー』とは違い『スーパーストリートファイターIIX』の内容をベースとし、ガイル大佐を主人公にしたストーリーモードも収録されている。
キャプテン・サワダの記事が詳細なのでそちらを参照。
アニメ作品『ストリートファイターUSA』
アメリカにて1995年から1997年に掛けて、テレビアニメ作品『Street Fighter』が放映された。容姿はゲーム版に準じているがガイルが主人公で正義の格闘家チーム「ストリートファイター」のリーダー、チュンリーがテレビリポーター、ブランカはガイルの親友をダルシム博士が改造した、ザンギエフはシャドルーの一員といった具合にキャラクター設定は本作を引き継いでいる。
日本では未放映だったが、2019年より複数の動画配信サイトで日本語字幕版が『ストリートファイター USA』というタイトルで配信されている。
余談
本映画はぶっちゃけ微妙な評価であったが、24年現在でも配信サイトなどで収益を上げているとカプコンから発表されている。(謎の根強い人気)
『スパⅡ』プレイアブルキャラのうちフェイロンのみ未登場だが、一説によると「ジャッキー・チェンが演じる予定だったが没になった(&代わりにサワダが登場する事になった)」らしい。