概要
第20話「嵐を呼ぶ機械獣ストロンガー」に登場した機械獣。
両腕がムチ、胸部に巨大なファンを装備。胸部のファンを回転させて、風速100mの強風を発生させる事が可能。
頭部にはコックピットが存在し、そこに人質を入れて行動し、マジンガーZを苦戦させた。
全高18m、重量220t。
劇中の活躍
シローの通う小学校に転校してきた光雄少年は、いじめっ子の鬼丸に目を付けられる。
そして、台風を発生させつつストロンガーT5が森の中から出現。あしゅらは光雄を捕え、その頭部のコックピットに入れてしまった。そして光雄が気弱だと知ると、ストロンガーを彼に託させる。
自分を探しに来たクラスメイト達の前に、ストロンガーとともに現れた光雄は、鬼丸を捕えてしまった。甲児の説得で下ろそうとするも、ストロンガーは今まで光雄の命令を聞いたふりをしていただけだった。
光雄と鬼丸の2人を人質にとり、マジンガーZに迫るストロンガー。マジンガーZは苦戦するが、ホバーパイルダーに分離し、ストロンガーの頭部に向かって2人を救出する。
しかし、光雄が吹き飛ばされ、マジンガーZも風圧の前に倒された。アフロダイAが起き上がらせようとするも、強風がそれを阻む。
しかし、ホバーパイルダーの攻撃で隙を作り、そのままパイルダーオン。
ロケットパンチ、光子力ビーム、ブレストファイヤーを続けざまに放ち、ストロンガーを倒すのだった。
「マジンカイザー」にも登場、第1話にてアフロダイAとボスボロットを触手で捕らえたがアイアンカッターで触手を切られた後、ブレストファイヤーとブレストバーンの、「ダブルバーニングファイヤー」を食らって溶かされた。
「真マジンガー衝撃!Z編」にも登場した。こちらはルストハリケーンに敗れる。
原案デザイン
原案は永井豪本人。決定稿と大差ないが、顔にはいつもの「ニヤリとした不敵な笑み」を浮かべたデザインになっている。しかし、決定稿では省かれた。
なお、真マジンガー版ではこの原案の、不敵な笑みを浮かべたデザインにされている。