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概要編集

スパイラル(Spiral)はマーベルコミックスのキャラクター。

主にX-MENシリーズのヴィランとして登場する。

容姿編集

鉄の灰色の髪瞳のない目六本腕(うち二本は機械式)という、かなりインパクトの強い容姿を持つ。

武器としてあるいはサーベルを使用し、東洋的なイメージが強い。

原作編集

初登場は1985年ロングショットの敵の一人として登場。

元々は地球人の女性で本名はリタ・ウェイワード(Rita Wayword)、リコシェット・リタの異名を持つスタントウーマンだった(ricochetは跳ね飛ぶの意)。

ただしリタは1989年の時点でスパイラルとは別の人間として登場しており、リタが改造されてスパイラルとなり、時間移動能力で過去に現れた存在だったという設定は1992年に加えられた後付け設定である。

このため、1990年代に日本語訳された資料では『人造生命体』などとされていることも。


モジョー(異次元世界モジョーバースの支配者)が配下の科学者に改造させた結果、身体・運動能力が強化され、テレポート能力と変身能力を獲得、更に魔術サイバネティックス遺伝学に精通している。

一方で心理的には正気を失っており、モジョーの命令により人間を虐殺することにも躊躇いがない。


地球上ではフリーダムフォースシスターフッドといったチームに参加、X-MENアベンジャーズなど多くのヒーローの脅威となっている。


サイボーグの肉体を扱う『ボディショップ(Body Shoppe)』も開業。

またサイロックとカンノンの融合分離にスパイラルが関わっていたことも判明している。

その他、ウルヴァリンの元恋人の日本人女性、ユリコ・オーヤマの身体をサイボーグ化。ヴィラン「レディデスストライク」に改造したのも、このボディショップである。

ローガンを殺害した後に、サイボーグ体から人間に戻りたいと言う彼女に対し、心の中で、

人間に戻りたい? 人間の心なんか持ってないくせに

人を殺して幸せになろうなんて、虫が良すぎるのよ!

などと考えていた。


後にモジョーにより、次元間テレポート能力を排除され、地球に追放される。

これに怒りを覚えるが、ロスアンゼルスに店を構え、ホームレスのミュータント少女と知り合いに。そして、ストームが率いる「Xフォース」に加わる。


並行世界の「アルティメットユニバース」では、ジェノーシャ国の、六本腕のミュータント女性として登場。魔術などそれ以外の能力は持たないが、六本腕で六刀流で戦う能力は健在。


ゲーム編集

CAPCOM

『X-MEN CHILDREN OF THE ATOM』(1994年)編集

六本腕の容姿を活かした幻惑的な動作が魅力。多彩なXパワーが用意されている。

  • 必殺技

ダンシングソード / ソードダンシング

シックスハンドグラップル

  • Xパワー

リバーサルダンス / テレポートダンス / 急降下

パワーダンス / スピードダンス / ディメンショナルダンス

ソードダンシング(5WAY / つむじ / 誘導) / 受け身

  • ハイパーX

メタモルフォーゼ

MARVEL VS. CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES』(2000年)編集

Xパワーというシステム自体がなくなっているため、上記のダンス系能力が通常の必殺技とハイパーコンボに変更されている。ダンシングソードによるシューティングモードが強力でこれやっているだけでも10強入りした実力者。


関連タグ編集

スパイラル / Spiral

モジョー


アメコミ / MARVEL / X-MEN

敵女 / ヴィラン

改造人間 / 多腕 / 狂気

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