概要
2012年8月24日初回放送「走れ!流しそうめん」に登場。
伸縮自在の竹のレーンを伸ばしてどこへでも流しそうめんを届けることができる。レーンにはモニターも付いており、現地にいる人とリモートでコンタクトが取れる。また、相手に発信機を持たせれば、その相手がいるところまでレーンを伸ばしたり、追跡したりすることも可能になる。
途中で雨が降った場合はレーン上のそうめんを保護するように傘が展開され、品質が保たれる。
欠点は、レーンのルートを細かく選択できないため、ゴール地点にそうめんが到達する前に第三者に横取りや異物混入などの干渉をされる可能性があること。
ストーリー
パパが会社の景品で流しそうめんセットをもらってきてくれたので、これを使い流しそうめんを楽しむドラえもんとのび太。さっそくのび太はしずかにも誘いの電話をかけるが、スネ夫にゴージャスな流しそうめんセットを自慢され、のび太は「こんなちっぽけなの、しずかちゃんにみせられないよ」と、すっかり自信をなくしてしまう。しかしドラえもんは「嘆くのはまだ早い!」とこのスーパー流しそうめんを取り出し、スネ夫の前で家から流したそうめんを食べて見せ「家でしかできないなんて可哀そうだね」と見返す。
それからしずかにもこれを使って流しそうめんを楽しんでもらおうとするが、レーンの途中でジャイアンが盗み食いしていたため失敗。ドラえもんたちは急いで次のそうめんを茹で直そうとするが、この後しずかは家族で外出することを明かす。諦めきれないのび太は、しずかに発信機を持たせ、外出先にそうめんを届けることにする。
だが、しずかたちが新幹線に乗ることが判明し、乗車駅にレーンを伸ばしたものの、駅のホームにいた太った女性の尻に阻まれ失敗。次の停車駅まで人気のないルートにレーンを伸ばし先回りする作戦に出るが、伸ばしたレーンに子供がいたずらをしたり、鳥が乗るなどのアクシデントが発生してしまう。それらを乗り越えたうえで、のび太がどこでもドアで新しい麵つゆやお手拭きを持って駅で待機、新幹線が停車した隙にしずかに手渡そうとしたが、成功間近で感極まって万歳するという痛恨のミスでつゆのお椀をひっくり返してしまう。
仕方なく再びそうめんを準備してラストチャレンジに挑み、降雨などのトラブルが発生するも、何とか終着駅でしずかに流しそうめんを届けることに成功。肝心のそうめんはほんの少ししか残っていなかったが、それでもしずかは喜んで食べてくれたため、ドラえもんとのび太もヘトヘトになりながらも喜ぶという形で幕を閉じた。