概要
エウパトルス属(ゴホンヅノカブト属)シャムゴホンヅノカブト亜属に分類される昆虫の一種。
学名は Eupatorus siamensis 。
タイ産のゴホンヅノカブトと区別するためにシャムゴホンヅノカブトの和名で呼ばれることが多い。
その名の通りタイ王国を中心としたインドシナ半島に分布する。
頭角は細長く、上側の胸角が前方に強く曲がる。
また、上翅は赤褐色である。
亜種
原名亜種(ssp siamensis)
タイ王国、カンボジア、ベトナム、ラオスに生息。一般的に知られている亜種。
ssp hirokii
中国の海南島に生息する亜種。角は原名亜種よりも小さい。また、かなり珍しいのか標本の数も非常に少ない。
甲虫王者ムシキングシリーズ
初期から登場している。
必殺わざはパー。肩書きは「いぶし銀の戦士」。つよさ120のバランスタイプ。超必殺わざは「(スーパー)サイドロックボム」。
攻略本などではやたらとゴホンヅノカブトとタッグマッチでタッグ相性◎のタッグとして挙げられていた。
ネブ博士も対戦バトラーズターミナル限定のタッグマッチで使う。
2007ファーストではゴホンヅノカブトを差し置いて復活したため、唯一エウパトルス属で緑バーコードがある。また、ステータスが変わっていないのに小型甲虫で唯一グラフィックが変更されている。
- バーコードの色は変更されているが、バーコードの色でステータスが違うのは「ミヤマクワガタ」「マンディブラリスフタマタクワガタ」「キング」だけ。
新甲虫王者ムシキング
2016 3rdで初登場。階級はR、超必殺技は旧作と同じ。好戦的な性格ではないのだが、何故かアタックタイプへと変更された。
偶然か意図的かは不明だが、ゴホンヅノカブトと同時期に初登場した。
アニメ版、森の民の伝説ではパサーと共にポポのピンチに赤い目の姿で駆けつけ、某戦艦擬人化アニメのヒロインを想起させる活躍をする。登場時の格好よさは必見。
関連タグ
ノコギリタテヅノカブト…甲虫王者ムシキング(5周年コレクションカードまで)での超必殺わざが同じだった虫。