スペック
概要
パプテマス・シロッコがジ・Oに次ぐ戦力としてオーヴェロンと並行して設計した機体。
名前はシェイクスピアの戯曲「夏の夜の夢」に登場する妖精の女王「ティターニア」(タイタニア)から取られ、外見もパラス・アテネのような女性的なフォルムとなっている。これはシロッコの思想である「女性による社会の統治」を踏襲したためであり、パイロットも女性を想定していたがシロッコの戦死により開発されることはなかった。
性能
ジ・Oの発展型であり、基本的な設計はジ・Oのそれを踏襲している。その上で新たにファンネルとサイコミュシステムが搭載され、よりニュータイプ専用機として磨きがかかっている。
さらには隠し腕も4本から6本に増えている。ビームサーベルも腕の数だけ装備しているため、やろうと思えばビームサーベル8刀流が可能。
さらにはIフィールドを搭載することも予定されていた模様。
バリエーション
タイタニアⅡ
型式番号PMX-004-2
幻の機体タイタニアの開発をジュピトリスの残党組織"クラン"が引き継ぎ、モビルアーマーへの変形機能を持つ可変モビルスーツとしての仕様変更を加え完成させた機体。
グリプス戦役後のMS基準で完成している為、名称に「Ⅱ」を冠する。
当初は無人のまま起動しオーヴェロンと交戦、その際宇宙に投げ出されたフィオリーナ・フィリーを回収しコックピットに引き摺り込む。
その後、一進一退の攻防を繰り広げる中、ファーヴニルによるハイ・メガ・キャノンの長距離砲撃の直撃をシールドで防御するも出力の大半を消費、最終的にサイコミュの共鳴によるやり取りの末、フィオリーナが脱出ポッドを作動させ、オーヴェロンがキャッチする。
本機のその後は不明となる。
武装はロング・ビーム・ライフル、ビームサーベル6基、ビーム・キャノン、ファンネル、Iフィールドジェネレーターを装備したシールド。