「(褒められて嬉しい…… デモ 誰もギュッとしてくれない…… やっぱり、ワタシに、触れてくれない……)」
「ひとりは いや ずっとひとりな こんな世界…… 壊れちゃえ……!」
概要
アプリゲーム『きららファンタジア』の第2部『断ち切られし絆』から登場する人物。
ハイプリスを仕えるリアリストの幹部「真実の手」の一人で、「毒手」の異名を持つ。
プロフィール
容姿
ピンク髪で、獣耳とやや黒めの肌が特徴で、体に模様(タトゥー)がある。
人物
人一倍寂しがり屋で、他者との触れ合いを求めている。
たどたどしい喋り方が特徴的。
全身に誰にも触れられない強力な毒を持つ。
その毒を喰らってしまったカルダモンを神官では全く治療できず、筆頭神官であるアルシーヴですら完全には解毒できなかった程である。
また、少量でもかなり強力で、シュガーやソルト、ジンジャーが倒れる程であり、サンストーンからは高く評価された。
しかしその体質故に誰も触れてくれないこと、そして互いに触れあっている聖典を憎悪し、ハイプリスの仲間になり、1人ぼっちの孤独感から世界を壊してしまいたいと思っている。
彼女の境遇についてはきらら達やこみっくがーるず勢からは同情されており、その体質をなんとかして助けたいと思っている。
戦闘
初戦闘は第2部7章30節。武器は使用せず徒手空拳と毒を使う戦闘スタイル。属性は土。攻撃は全て物理で統一されている。
使用した技
- この毒、イツマデ耐える?
2部7章30節、2部7章【試練】藤紫のスクロールを求めて、2部8章25節で使用するチャージ技。敵全体に物理の大ダメージを与え、「ダチュラの毒が身体を蝕む!」のスキルカードを50枚設置する。
- ダチュラの毒が身体を蝕む!
2部7章30節、2部7章【試練】藤紫のスクロールを求めて、2部8章25節で使用するスキルカード技。敵全体に最大HPの10%の割合ダメージを与える。
- 追い打ち、カケル
2部7章30節、2部7章【試練】藤紫のスクロールを求めて、2部8章25節で使用するチャージ技。敵全体に腹ぺこの状態異常のある目標には高威力となる物理の特殊ダメージを与えた後、敵全体の腹ぺこを解除する。腹ぺこのある人数が一人以上いる場合に使用する。
- 隙、ミツケた
2部7章30節、2部7章【試練】藤紫のスクロールを求めて、2部8章25節で使用するチャージ技。敵全体に混乱の状態異常のある目標には高威力となる物理の特殊ダメージを与えた後、敵全体の混乱を解除する。混乱のある人数が一人以上いる場合に使用する。
- どこにも、逃さナイ
2部7章30節、2部7章【試練】藤紫のスクロールを求めて、2部8章25節で使用するチャージ技。敵全体に孤立の状態異常のある目標には高威力となる物理の特殊ダメージを与えた後、敵全体の孤立を解除する。孤立のある人数が一人以上いる場合に使用する。
- 発破
2部7章30節、2部7章【試練】藤紫のスクロールを求めて、2部8章25節で使用する通常技。敵単体に物理の小ダメージを与える。
- 震掌
2部7章30節、2部7章【試練】藤紫のスクロールを求めて、2部8章25節で使用する通常技。敵単体に物理の小ダメージを与え、敵単体に100%の確率で混乱を付与する。ワタシの毒、みんな苦しむ。と二度目の水月打ちを使用した後、チャージカウントが1以上の時に使用する。
- 水月打ち
2部7章30節、2部7章【試練】藤紫のスクロールを求めて、2部8章25節で使用する通常技。敵単体に物理の小ダメージを与え、敵単体に100%の確率で腹ぺこを付与する。震掌と一度目の水月打ちを使用した後、チャージカウントが1以上の時に使用する。
- ワタシの毒、みんな苦しむ。
2部7章30節、2部7章【試練】藤紫のスクロールを求めてで使用する通常技。自身のチャージカウントを3だけ増やす。戦闘開始直後に一度だけ使用する。
- 勝てば、ぜんぶ、手に入る……
2部8章25節で使用する通常技。自身のチャージカウントを3だけ増やす。戦闘開始直後に一度だけ使用する。
- ずっとヒトリな、こんな世界…!
2部7章30節、2部7章【試練】藤紫のスクロールを求めて、2部8章25節で使用する通常技。敵全体に現在HPの70%の割合ダメージを与えた後、敵単体に100%の確率で孤立を付与する。HPを70%以下まで減らすとチャージカウントが1以上の時に一度だけ使用する。
物語での動向
メインシナリオ第2部『断ち切られし絆』
4章『うつつはひとりぼっち』
秘密会談に登場し、自分以外にスズランとロベリアとエニシダと話し合い、任務に失敗ばかりのヒナゲシに対する批判とリアリストの目的の確認について話し合っていた。
6章『はじまらなかったものがたり』
本人は登場していないが、サンストーンの発言からリアリストの本拠地から逃亡したカルダモンに毒を与えている。
7章『連鎖する悪夢』
この章から本格的に登場し、敵ボスとして務めている。
真実の手が揃ったことによって写本の街を襲撃している。
ヒナゲシやリコリス、スイセンの武器に少量の毒を仕込み、シュガーとソルト、ジンジャーに毒を喰らわせた。
その後、写本の街の神殿を襲撃し、高純度の星彩石を奪っている。
七賢者襲撃作戦に失敗し、次の作戦に備えるため撤退するロベリアから、その高純度の星彩石を餌にしてきらら達をおびきよせ、捕らえるようにとエニシダと共に命令される。
エニシダとは共闘せず、エニシダが撤退した後は、きらら達と対面する。
ダチュラは「抱きしめてくれたら星彩石をあげる」と提案し、きらら達はその提案に乗ったが、その後のダチュラの「毒で死んじゃうけど」の発言できらら達に拒絶されてしまう。
触れてくれない絶望感からきらら達を襲うが敗北し、高純度の星彩石を置いて撤退した。
8章『旅の終わりは近づいて』
それぞれのリアリスト達が各地の街に分かれ、七賢者を相手にしていた。
ハイプリスが他の真実の手と共に辺境の大神殿に集合させて、きらら達を倒すよう命令される。
最初にきらら達の前に立ち塞がり、こみっくがーるず勢に抱きしめてほしいと望むも、やはり体は毒でできていることから拒絶されてしまう。
ハイプリスの所に通さないときらら達に挑むも敗北。最後っ屁として毒の吐息をして倒れ込んだ。
「ワタシを、抱きしめて……」
その後、ハイプリスの計画はきらら達によって阻止されて失敗に終わり、リアリストは壊滅することになった。
壊滅後はハッカによって監視されるようになった。
外伝イベント『リアリストたちの未来』
ハッカによって監視された後、孤独感にうずくまっていた。
ハイプリス達がやってきて、自分もハイプリス達と同じ辺境の地へ行きたいと言うが、ハッカからは毒を持つが故に野放しにすることはできないと却下される。そして、ダチュラは自分は孤独と認めてうずくまってしまう。
その孤独を良しとしないハイプリスはサンストーンから手袋を借り、そしてナイトメアウツカイを取り除かれ、頑なになった心から解放され、ダチュラの過去が明らかになる。
族長から毒の体になり誰も触れなく代わりに、最強の狩人になれると言われたダチュラは最強の狩人を目指す。
そしてダチュラは最強の狩人になれたが、誰も頭を撫でて貰えず、抱きついてもくれない毒の体になってしまう。その時、聖典を読むが人々が触れ合うのを見て自身が苦しむだけだった。
その後ダチュラは部族から飛び出して、一人になった時にハイプリスによって拾われ、ハイプリスならいつの日か触れてくれるとして仲間になった。
自身はこれからも孤独と思っていたが、うつつからは「ハッカの夢幻魔法で夢の世界で抱き合う事ができるのでは?」と言われ、ハッカは夢幻魔法でダチュラとハイプリスを夢の世界へと送った。
そして夢の世界ではダチュラの体がなく、無事に抱き合うことができた。その温もりを感じたダチュラは毒をなくしたいと思うのだった。
ハイプリス達が旅立つ3日前に、神殿の図書館にて毒について懸命に勉強をしていた。
余談
ダチュラの声優である鈴代紗弓氏は、後に、本作にも参戦した『ぼっち・ざ・ろっく!』の伊地知虹夏役として演じている。
関連タグ
リアリスト
リーダー
サンストーン ヒナゲシ リコリス スズラン ロベリア スイセン エニシダ
魔物