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概要編集

CV:松本さち

スタルキッドアリルと兼任


俊敏な動きで剣を振るう幼き少年。

小柄ながらも熟練した剣術と、軽快な動きで相手を翻弄する。

高くジャンプをして空中からデクの葉や叩きつけるような一撃を繰り出すなど、テクニカルな戦闘を得意とする。

(-公式サイトの紹介文より-)



ゼルダ無双ハイラルオールスターズ』から『風のタクト』の人物としての参戦。

PVでは「トゥーンリンク」だが、ゲーム中での表記は「リンク」となっている。その為、バトル内で青年リンクこどもリンクがいる場合は情報がややこしくなる(どちらも表記が「リンク」となっているため。トゥーンゼルダも同様である)。

他のリンクたちと同様彼も喋らないが、妹のアリルがゴシップストーンを通じて代弁する。

武器は片手剣とサンドロッドを使用する。因みに、片手剣のLv.2の「夢幻の剣」は『夢幻の砂時計』、Lv.3以上の「ロコモの剣」は『大地の汽笛』からの出典である。総じて、『風のタクト』・『夢幻の砂時計』・『大地の汽笛』の要素も含まれているリンクである。


使用可能まで編集

「レジェンドモード」(所謂ストーリーモード)には登場せず、やり込み要素である「アドベンチャーモード」より使用可能となる(「レジェンドモード」の最初のバトルをクリアすれば、全てのマップも含めてプレイ可能となる)。

3DS版では「冒険マップ」のスタート地点付近にあるバトルでクリアが条件となる(Switch版ではこどもリンクに差し替えられており、そちらの解放条件は易しくなった)。

Switch版では「大海原マップ」のスタート地点に変更されており、この仕様の変更によって、下記の理由により「レジェンドモード」の終盤まで避けられないことになってしまった。

  • そのスタート地点でのバトルは「10分以内にあるボスたちを倒すこと」であるが、後者の弱点のアイテムの入手先が「レジェンドモード」の終盤である「風のタクト編」となっている。
    • 前者は序盤での入手となる。
  • 肝心な「風のタクト編」にたどり着くまで、メインストーリーだけでなく、番外編の二つまでやる必要があるので、かなり手間と時間が掛かる。
    • 普通にプレイしていると、一つのバトルにつき10~20分以上は掛かる上、ストーリーも結構長め。
    • 「風のタクト編」の解放まで28バトルぐらいある。その上、初心者にとっては把握しづらいミッション内容もある為、クリアに失敗するとより時間掛かる。救済処置はなし。
    • 更に身も蓋もない内容になるが、本作は長時間プレイし続けると、ゲームが強制終了されるエラーが高確率で発生する(バトル勝利からリザルト画面に切り替わる時にエラーが発生し、最初からやり直し…ということもあり得るので、こまめにゲームを終了することを推奨する)。
  • 更に、このバトルをクリアしないとマップの進行が出来ない都合上、メドリの使用も出来ない。
    • それどころか、一部のキャラのLv.2の武器の入手も出来ない。
    • テトラハイラル王の使用は「風のタクト編」か「大海原マップ」での解放となる。マップでの場合、メドリも含め「探索アイテム」を使用しないとクリアしても解放出来ない。

以上の問題点により、解放までの進行に巨大ボスが絡んでいる中でも、「レジェンドモード」を中盤まで進めると攻略しやすくなるチンクルラヴィオなどに対し、Switch版での『風のタクト』のキャラはいずれにせよ最後辺りまで進行しないと解放が難しい条件となっており、出番が遅めになりがちな面を踏まえて、不遇な扱いである。

対象キャラが目当てでプレイする場合は「やり込み要素>ストーリー」のプレイスタイルでも、「レジェンドモード」の番外編も含め、ほぼ全てをクリアするまでは避けられないことを覚悟すること。

また、5年未満且つ2度目の移植作品なのにも関わらず、WiiU版や3DS版によるセーブデータの引き継ぎも不可。それにより「レジェンドモード」をその都度プレイする必要がある。

ただ、こどもリンクを先に使用解放し、特殊攻撃による「必殺技ゲージを魔力ゲージに変換する」という性能を活かして工夫したゴリ押し戦法であれば、弱点アイテムを入手せずともクリアは出来ないこともない(Lv.15で検証済み。「レジェンドモード」の進行次第では連れの仲間二人が不要になることもあるため、安全な場所に誘導する必要もあるが…)。


活躍編集

前述通り「レジェンドモード」での出番はなし。

「アドベンチャーモード」の「大冒険マップ」の一部のバトルでは援軍として登場し、単騎でバトルエリアを徘徊しながら周囲の味方を鼓舞する(やる気が上がる)という、サポート役を担っている。登場する際、『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』でもお馴染みのあの戦闘曲のアレンジが流れる(進行によっては流れないこともある)。ただ徘徊するだけでなく、拠点を制圧することもある(拠点の制圧は、敵が味方砦を侵入するまでの時間稼ぎにもなる)。操作キャラの2Pと3Pには鼓舞の影響は受けるが、なぜか彼本人と1Pには影響は受けない仕様である。鼓舞を受けた味方の生存率は上がるので、なるべく敗走されないように気を配ろう。

また、彼を1P(もしくは2人プレイ)として操作した場合は援軍としての登場はしない(代役もなし。これはメドリやトゥーンゼルダなど、途中から援軍するキャラ全員同様)。


使用武器編集

  • 片手剣

最初から使用可能な武器。

属性は光で、武器のLv.4+では水属性が追加。

機動性が高いイメージを持っていることから高くジャンプすることが出来、敵の攻撃を避けたり、後ろに回り込むことが可能となっている。クセがなく、小回りが利きやすい。また、前述の通り、デクの葉で風を当てたり、上から剣を叩きつけたりする追撃手段がある。

敵のウィークポイントゲージを削り切った時に敵の周りにウィークポイントスマッシュ発生のサークルが出現するのだが、ジャンプ(攻撃含む)で近づこうとするとウィークポイントスマッシュが発生せず、暫くの間画面がチグハグになるバグが存在する(巨大ボス除く。3DS版は不明)。

最高のLv.4+の入手先は「ロウラルマップ」であるが、マップ構造や探索用アイテムの都合上、やや後半気味(このバトルのみ片手剣の武器制限も追加)。このマップの難易度自体が「辛口」であり、入手方法のSランククリアを踏まえると、最低でもLv.200以上はないと厳しいだろう。

待機モーションは、機嫌良くタクトを振る(『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』の上アピールと若干似ている。結構可愛いので一見の価値あり)。

尚、全レベルの武器の入手先は、砦などを制圧する「アドベンチャーバトル」のみとなっている為、彼のレベルが低いと難易度が上昇する。


  • サンドロッド

3DS版ではDLCとして追加され、固まった砂や汽車を操って戦う武器となっている。属性は炎で、武器のLv.4+では闇属性が追加(Switch版のみ)。

片手剣より機動性は少し劣るものの、攻撃範囲はこちらの方が広い。汽車で突進する間は、大きさと速さもあって動きの制御がしにくいが、(フレイム)ギブドの雄叫びや仰け反りが無効化される、所謂スーパーアーマー状態なので、使い慣れると光るところがある。

Switch版ではアドベンチャーモードの「大冒険マップ」の左側である『大地の汽笛』サイドでの入手となり、全てのレベルの武器はこちらのマップにて用意されている。ただ、マップの難易度が「辛口」で、キャラ制限(トゥーンリンク。Lv.4以上はサンドロッドの武器制限も追加)が掛かっており、レベルが低いとやはり苦戦する。

こちらのマップでは入手難易度は高いが、キャラクター制限の解放が可能なアイテムカード「黄金の汽車」が存在している(とにかくキャラ制限が多い他のマップでも欲しいと言わんばかりである)。ハートの器とは違い、武器の解放は本人でなくても可能な為、鍛えたキャラで挑むのもいいだろう。アイテムカードの購入(Switch版のみ)は出来ないが、一度入手してしまえば、探索で「ウィンドストーン」を利用して量産も出来る(しかも暫くすると復活する)ので、在庫切れにならないように気を配ろう。

他のマップでは片手剣で参戦するが、「大冒険マップ」のみサンドロッドを持参する(援軍時も同様)。

待機モーションは、ボスを倒した後やサブゲーム等の勝利モーション。

尚、こちらのトゥーンリンクは『風のタクト』及び『夢幻の砂時計』の人物であり、元ネタである『大地の汽笛』に登場する機関士リンクとは別人であるが、魔力解放時や勝利ムービーに機関士リンクの特徴とも言える、敬礼をする。


武器一覧編集

種類属性レベル武器名その他
片手剣Lv.1勇者の剣初期装備の武器。盾のデザインも『風のタクト』の初期装備。
Lv.2夢幻の剣「大海原マップ」で解放。盾のデザインは『夢幻の砂時計』のもの。
Lv.3ロコモの剣「裏冒険マップ」で解放。これ以降の盾のデザインは『風のタクト』のミラーシールド。
Lv.4裏ロコモの剣「黄昏マップ」で解放。
Lv.4+水ロコモの剣水属性が追加。「ロウラルマップ」で解放
サンドロッドLv.1サンドロッドDLCとして追加(3DS版)。「大冒険マップ」で解放(Switch版)。
Lv.2サンドロッド改「大冒険マップ」で解放
Lv.3ナイスサンドロッド同上
Lv.4裏ナイスサンドロッド同上
Lv.4+闇ナイスサンドロッドSwitch版で追加。闇属性が追加。「大冒険マップ」で解放

総評編集

武器が2種類ではあるが属性が被っておらず、5つの属性の内4つの属性を持つため、戦略の幅は広い方である(ただし、雷属性のみ未所持)。特に、数多くのキャラクターが弱点とする光と闇の属性を持つというのは、バトルを有利に繰り広げやすくなる。

また、光属性の「複数の敵に連続して攻撃を与えるほどダメージが増加する」特性上、回転斬りが多い片手剣とは相性が良い為、雑魚敵を一掃しやすい。ただし、巨大ボスを相手する場合はウィークポイントゲージを削るのに時間が掛かる為、強6攻撃よりも強3攻撃を連続で当てると素早くウィークポイントスマッシュが決めやすい。

サンドロッドも、炎属性の「ふっ飛ばした敵が着地時に爆発して、周囲に追加ダメージを与える」特性と攻撃範囲が広いのが相まっているのか、片手剣同様雑魚敵の一掃には向きの武器である。動きの制御がしづらいものの、強5攻撃がかなり強力であるため、巨大ボスのウィークポイントゲージを削るのも速い。また前述通り、ギブド系の雄叫びや仰け反りの無効化もかなり大きい。ぶっちゃけると、操作に慣れてしまえばこの技が強すぎる為、他の技が霞んでしまい勝ちになるほど。また、光属性の妖精でフェアリースキルである「属性マジック」で暫くの間メイン属性を炎→光に上書きすれば、片手剣同様に光属性の特性が噛み合う。


その他編集

  • コスチュームも用意されており、海老の服や機関士の服などが存在する。
    • 「"裏"大海原マップ」で入手出来る「裏海原別色」では、『風のタクト』等に登場していたニコが元ネタである。因みに、テトラの「大海原別色」も同じ元ネタ。
    • 「コホリントマップ」で入手出来る「夢別色」ではマリンの父であるタリンが元ネタである。その為、このコスチュームでは髪の色が黒くなる。

  • 『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』や『夢幻の砂時計』などでのボイスは『風のタクト』の流用であるが、こちらでは新たに収録されている。

  • 原作ゲーム『風のタクト』の主人公だが、前述通り「レジェンドモード」には一切絡まない為、「風のタクト編」にも登場しない。
    • 登場した原作ゲームのキャラは、テトラ、ハイラル王、ジークロック、ファントムガノン、プチブリン、チュチュとなっている。メドリも同じく登場しない。
    • そもそも「風のタクト編」はストーリー本編の後日談という設定であり、青年リンクと上記のキャラは登場しているものの、オリジナルキャラクターたちの救済処置なストーリーになっている。
    • 原作キャラのテトラやハイラル王も、大雑把にいえば手を組む程度の絡み(所謂ゲストキャラのようなポジション)であり、キーキャラクターではない。
    • その為、リンク同士やゼルダ同士(正確にはテトラと無双のゼルダ姫)のクロス要素は存在しない
    • ゼルダ姫は城に居残っており、出番は最初のムービーだけ。専用の台詞もなし。

  • 「風のタクト」も武器として存在するが、ゼルダ姫の使用武器の一つとなっている。因みに、唯一彼が持ってない雷属性である。
    • 元々タクトは、『風のタクト』に登場していた風の賢者のフォド曰く、「国王が賢者を指揮して、神様を呼ぶ曲を演奏するために使われていたもの」であり、「ハイラル王家の所有物」という点を踏まえると辻褄が合う。
    • 「アドベンチャーモード」の一部のマップでのアイテムカードとしても存在する。用途は「マップの道を塞ぐ風を退かす」ものであり、マップの攻略には必須。購入(Switch版のみ)は出来ない為、バトルの報酬しか入手法がない。彼の代名詞とも言えるキーアイテムを、(ドットグラフィックとはいえ)敵キャラも含めた他のキャラクターが普通に使用できるので、なんとも複雑な状況である。

  • 「アドベンチャーモード」の「大冒険マップ」のラスボスバトルでは、彼とトゥーンゼルダ(『大地の汽笛』の人物)のみのキャラ制限が掛けられている。
    • ただし、彼女のLv.4+武器の解放が掛けられたバトルとは違い、トゥーン系列のドリームチームではない(「コホリントマップ」でのバトルと被ってしまうのを避ける為か、テトラが省かれている)。

関連動画編集


関連タグ編集

ゼルダ無双 ゼルダ無双ハイラルオールスターズ

トゥーンリンク リンク(風のタクト) リンク(ゼルダの伝説)

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