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ドラキュラ(変身忍者嵐)

どらきゅらへんしんにんじゃあらし

TV版『変身忍者嵐』の第21話「恐怖怪談! 吸血鬼! ドラキュラ日本上陸!!」に登場する西洋妖怪。第34、35話にも再生西洋妖怪として再登場。石川賢の漫画『変身忍者嵐(外伝)』第7章にも登場。
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演:加地健太郎


概要編集

血車党による日本支配が遅々として進まない事に業を煮やした血車魔神斎が、協力関係にある悪魔道人率いる西洋妖怪軍団に協力を求めた。

それに応じた悪魔道人が第一番手として江戸に差し向けた西洋妖怪

吸血鬼として襲った人間の生き血を吸い、そして、その生き血を吸った相手もまた、同じく吸血鬼にする能力を持っている。伝承通り太陽を苦手とする。

金髪の牙を生やした黒衣にマント姿の怪人として夜の江戸の街に出現。

志乃という町娘を吸血鬼化し、手先として操っていた。

眼光による目くらまし、催眠霧などの能力を持っている他、使役動物として吸血コウモリを意のままに動かす。


第二形態としてコウモリ怪人に変身し、更に戦闘力を高める。

その姿の時には口から炎を吐くことも出来るようになる。

思わぬ強敵に苦戦する嵐だが、突然謎の戦士月の輪が現れ、ドラキュラの弱点十字架であることを教えた。

その月の輪のアドバイスにヒントを受けた嵐は、長短二刀を十字に組み合わせるという、いわば『十字斬り』でドラキュラを倒すことに成功する。


余談編集

吸血鬼ドラキュラのモデルになったといわれるヴラド・ツェペシュは15世紀ワラキア公国(現在のルーマニア)の領主であり、単純に年代的に見れば変身忍者嵐の時代(17世紀頃)に登場しても『時代考証上』は、まあ、セーフと言えなくもない。


ただし、ドラキュラ伝説の実質的な始まりともいえる、イギリスアイルランド小説家であるブラム・ストーカーが執筆した同名の小説の出版は1897年であり、それまでは人の生き血を吸い、その相手を吸血鬼に変えるという現在の吸血鬼イメージで語られるドラキュラ像はなかったと考えられるので、やはり変身忍者嵐の時代に登場するのが妥当とは考えにくいように思われる。


勿論、視聴者の側はそんなことを気にする必要もなく、楽しめればよいのだが。



関連項目編集

変身忍者嵐

吸血鬼

ドラキュラ

西洋妖怪ドラキュラ (手裏剣戦隊ニンニンジャー)

ウプイリ

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