もしかして→ドラゴンアロー
概要
特撮怪獣映画『ゴジラ×メガギラスG消滅作戦』に登場した架空兵器。
航空自衛隊のF-15Jイーグル戦闘機の機体底部に一発のみ搭載可能な、大型の航空魚雷である。劇中ではG消滅作戦の支援で参加したF-15J編隊が、ゴジラを奇岩島へ誘導する為に発射した。これに怒ったゴジラからの放射熱線で数機が撃墜されてしまうものの、奇岩島への誘導には成功している。
劇中ではF-15Jにしか搭載されておらず、F-15J以外に搭載できるかは不明。最初から対ゴジラを想定して開発されたのか、対ゴジラ戦で急遽投入された既存兵器かも不明である。
また、現実の自衛隊……というか現代の軍隊には戦闘機から発射可能な航空魚雷は存在せず、航空魚雷は哨戒機などから投下する対潜水艦用の短魚雷しかない。ドラゴンアローはジャンルそのものが架空兵器ともいえる。
また、このドラゴンアローを搭載していたF-15Jだが、よく見ると複座型かつ、機体側面にコンフォーマルフューエルタンクのような膨らみがあることから、F-15JではなくF-15の戦闘爆撃機型、F-15Eストライクイーグルではないか?とする声もある(メイン画像もそれを意識したもの、画像の作者はニコニコ動画でもこの件に触れている)。
ゴジラの居る世界だから自衛隊がF-15Eを装備していてもおかしくはないが……。
一応原型機であるC型は、上記タンクの搭載能力が付与されており、J型も基本設計は同じであるため、改修での搭載は可能と思われる(もっとも現実の自衛隊では導入されていないが…)。
因みにゴジラVSモスラでは、F-15JがASM-1対艦ミサイル2発を搭載しているが、当時のJ型にそのような機能は無い。後に改修でLRASMを導入する計画が持ち上がったものの、費用等の問題で見送りとなってしまい、対艦ミサイルを搭載したF-15Jが実現する事はなかった。
またゴジラ2000ミレニアムの小説版では、架空兵器であるフルメタルミサイルを搭載している。