概要
『ケロロ軍曹』の登場人物であるドロロ兵長が開祖の流派「ドロロ流」で扱う忍術。
ドロロ流の特徴は「武器や体内エネルギーの応用が多いこと」・「素早い身のこなしが多いこと」そして「宇宙と地球両方の忍術を融合した術が多いこと」。この3つである。
東谷小雪の「東谷流」と異なる点は入門希望者が多くいること。
特にドロロが「地球を守る心優しき性格」という関係上、後輩や若者に自身の理念を相手に伝授することも多く、新ケロロには「腕前のチェック」という程で修行を付けたり、テレビアニメ版ではケロロ小隊の面々に自身の一部忍術を教えたこともある。
ただし開祖であるドロロ本人は素人に忍術を教えること自体は寛容的であっても、完成度に関しては「そう簡単に会得できるものではない」とあまり前向きに捉えてはいない。事実テレビアニメ版で忍術の素人であるケロロから「(半年でいいから)分身の術を教えて欲しい」と言われた際も「難しいから」と教えることを少々拒んでいた。
なお「ドロロ忍法」という名はアニメ版のみに付けられているオリジナル設定であり、原作では表記されたことが一度もない。ただしそれに該当する同名の技や術はいくつかある。
また原作では「ドロロ流殺法」という術もあり、ドロロ忍法が地球式応用なのに対し、こちらは「暗殺兵術(アサシンマジック)」を応用した術となっている。
どちらにせよ分けるとややこしくなるので、便宜上そちらも併せて記載する。
忍術一覧(50音順)
- ウキクラゲ(うきくらげ)
- 外道照身霊破光線(がいせんしょうじんれいとっぱせん)
- 結局南極烈風冷却(けっきょくなんきょくれっぷうれいきゃく)
- 小柄のあがない(こづかのあがない)
- サイコフレーム(さいこふれーむ)
- 十字光輪(じゅうじこうりん)
- 地球式変化の術(ちきゅうしきへんげのじゅつ)
- 年末大車輪(ねんまつだいしゃりん)
- 飛剣陣・四面楚歌(ひけんじん しめんそか)
- 瓢箪封じ(ひょうたんふうじ)
- ヒラメ泳ぎの術(ひらめおよぎのじゅつ)
- 風神の舞(ふうじんのまい)
- まやかし馬(まやかしうま)
- 流星切り(りゅうせいぎり)
- 烈風陣(れっぷうじん)
ゲームオリジナル
- 炎神暴龍陣(かぐつち)
- 影縫い(かげぬい)
- 木霊(こだま)
- 自来也(じらいや)
- 神雷轟爆刃(らいこう)
主な使用者
原作
- ドロロ兵長
- 新ケロロ(D-STYLE)※ゼロロ時代の術のみ
- 東谷小雪
- 流派は違うが、借りる形で一部の技を使用することがある。
- ケロロ軍曹
- 「地球式変化の術」をドロロから教わった他、テレビアニメ版では「分身の術」を使いこなす場面も見られた。
アニメ
- タママ二等兵
- テレビアニメ版で「忍法・タママインパクト」という名のただのタママインパクトを会得した(?)。フラッシュアニメ版では「地球式変化の術」も会得している。
- アンゴル=モア
- テレビアニメ版で「忍法・ハルマゲドン」という名のただのハルマゲドンを会得した(?)。フラッシュアニメ版では「地球式変化の術」も会得している。
- ギロロ伍長
- テレビアニメ版では小隊の中で唯一何も会得できなかった(というか実際は他メンバーもほとんどが会得していない)が、フラッシュアニメ版では「地球式変化の術」を会得している。(なお原作でも地球式変化の術をドロロに頼み込んでいた描写があったが、こちらでは実際に変身した描写がない)
- クルル曹長
- 忍術という名の科学技術。テレビアニメ版で自身の発明品を用いて「変化の術」を会得した。フラッシュアニメ版では「地球式変化の術」をちゃんと会得している。
関連タグ
暗殺兵術:ドロロの術の元になったものの1つ。
小雪忍法:こっちは小雪の流派の忍術。