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ドロン巻き物

どろんまきもの

藤子・F・不二雄原作の漫画作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ(メイン画像左)。
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概要

藤子・F・不二雄原作の漫画作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場エピソードはTCプラス2巻収録「ドロン巻き物」。

この巻物から噴き出る煙を浴びると、姿が消えて周りから見えなくなる。その為、誰でも簡単に透明人間として行動出来るようになる。しかし効果持続時間は短く、作中では比較的短時間で効き目が切れてしまっている(ドラえもんは「煙の効き目はすぐ消えるから」と発言しているが、具体的な有効時間は不明)。


また、この道具はあくまでも姿を見えなくするだけなので、音は消し去ることが出来ない。実際に上記の初登場エピソードの作中では、この道具を使用したのび太ママに話しかけた際、彼女はのび太の声に反応して「よくもおどかしたわね!」と叫んでいる。


故障してしまった場合は煙が大量に噴き出てしまい、周囲の物が全て見えなくなってしまう。作中では巻き物を浴びたドラえもんやママ、更には(の壁や家具等)が全て見えなくなってしまい、ドラえもん達はまともに動くことさえ出来なくなってしまった。


それだけでなくロボットであり、尚且つ赤外線アイ(暗闇でも周囲が見える装置)を搭載しているドラえもんでさえ、この道具の効果で見えなくなった人や物を視認することが出来ていない。その為、この道具はロボット及び赤外線センサー等のセキュリティシステムを含む無生物に対しても効果を発揮する


参考として『ドラえもんのひみつ道具使い方事典3』では、この道具は「大気吸入口」、「ガスの素」(化学物質ドロントロン)、「多元宇宙移行ガス」、「精神固定ガス」、「ドロンガス製造機」、「ガスタンク」、「パラレル固定装置」、「ガス噴出口」、「完全密性樫」で構成されており、多元宇宙移行ガスの効果で使用者の肉体をパラレルワールドへ送り込み、精神固定ガスの効果で心のみを現実世界に固定しておくことで、実体のない(物体がすり抜ける)完全な透明人間になれると解説されている。

それだけでなくパラレル固定装置の働きで、肉体がどこか遠い世界へ送り込まれて迷子になってしまう事態を防ぐようになっており、宇宙の摂理を壊す危険性がある為、10分間しか効果が持続しないようになっていると解説されている。

更に、ドラえもんはこの道具について「パラレルワールドへ送り込まれた身体はコントロールが難しいから、気をつけないと(事故等といった)危険な目に遭いかねない」と説明している(ただし上記の初登場エピソードの作中では、この道具を使用して姿を消したのび太は特に動きづらい様子もなく自由に歩き回っており、ママが干していた洗濯物に触れている。それだけでなく、道具の故障で家全体が見えなくなった際、ドラえもん達は消えてしまったお互いの身体や壁にぶつかっている。その為、上記の解説には矛盾が生じてしまっている。また、上記の書籍は藤子・F・不二雄が監修しているとはいえ、F氏が直接手掛けた作品ではなく、それが原因なのかは不明だが、原作版と矛盾している設定及び解説も存在する)。


派生作品

『ドラえもん』を題材としたゲーム作品『SOS!おとぎの国』では、道中で手に入る消費アイテムとして登場している。取得すると一定時間だけドラえもん達(操作キャラクター)の姿が半透明になり、敵がすり抜けてしまう(敵に触れてもダメージを受けない)ようになる。


関連タグ

ドラえもん ひみつ道具

透明マント

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