概要
『大鉄人17』第2話「地上最大の巨人頭脳」に登場したブレインロボット。非人型のスタイルをしているのが特徴で、有体に述べれば扇風機のファンの部分を鈍色にしたような姿をしている。羽根は計8枚あり、中心部分には創造主であるブレインのような一つ目があり、さながら台風の目のようでもある(なお目に開閉ギミックはない)。
飛行円盤のような態勢で飛び回り、周囲のファンを回転させて竜巻を引き起こす他、掃除機のごとく地上にいる対象を吸引する事も出来る。ファンの羽根は手裏剣のように飛ばす事も可能。2本の支柱を出して直立し、地上を前進する事も出来る。ちなみにファンは反時計回りに回転する。
ブレインが提案したブレイン党発足のために、凶悪犯罪者が収容されている刑務所や護送車を襲撃して彼らをブレイン基地まで強制連行した。またレッドマフラー隊のレーダー基地や秘密科学研究所も襲撃した。さらに強盗殺人犯に化けたレッドマフラー隊の中井隊長を捕獲し、彼を処刑に追い込んだ。東京を襲撃して中井隊長の弔い合戦に臨むレッドマフラー隊を苦しめるも、南三郎の脳波をキャッチしたワンセブンの妨害に遭う。ワンセブンの連続パンチで半壊してしまい、グラビトン攻撃を受けて爆散した。
余談
第1・2話を編集した劇場版にも登場するが、実はこの劇場版は第1話が放映された翌日に封切られており、すなわち本放送よりも6日早く先行登場していた。ちなみに、劇場版では編集の都合上ローラーロボットが倒された直後にワンセブンと戦っており、その結果グラビトンのチャージタイム(15時間)の設定に矛盾が生じてしまった。
関連タグ
ハリケーン:別の石ノ森作品に登場した同名のマシン。こちらは主人公の愛機。
ゴールダー:同じく扇風機がモチーフの敵キャラ。こちらも単眼である。