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センシティブな作品

概要

ヒッポリト星人切り札

上空から落としたり、左右に分割して射出したりした後に目標を捕獲し、ヒッポリトタールという液体(『大決戦!超ウルトラ8兄弟』ではスモッグ状の気体になっていた)を浴びせて、生きたままブロンズ像固める事ができる

また、ヒッポリト星人自身が中に入り、スモッグに200メートルもの映像投影することが出来る(何故か幻影も破壊活動が行える)。

内側は非常に頑丈で上下左右完全に塞がれているので、ウルトラ戦士でも力ずくで脱出することは不可能。その反面、外側は攻撃を受けることを想定していなかっためなのか構造が非常に脆く、TAC携行火器である細胞破壊銃をエネルギー充填が不十分な状態で使用しても簡単に破壊できる。(ただし、『A』劇中でのTACのミスにより、細胞破壊ミサイルの威力が不明であるため、その携帯版の細胞破壊銃の威力自体が不明であったりする)。

また、標的の捕獲からブロンズ化までには若干のタイムラグが生じる為、『超ウルトラ8兄弟』ではウルトラマンティガを捕獲したまではよかったものの、ヒッポリトタールを浴びせる前に、現れたダイナガイアによってカプセルを破壊され、救出されてしまっている。

また、カプセルには使用に何らかの制限があるのか、初代ヒッポリト星人もスーパーヒッポリト星人もそれまで使用していたカプセルを破壊されて以降、予備のカプセルを使用する等の描写は見られない。

二次創作における扱い

「相手の動きを封じてカチンコチンに固めてしまう」という展開が色々な妄想を掻き立てるからなのか、「ヒッポリトカプセル」や「ヒッポリトタール」のタグで登録されている作品の殆どはヒロピンリョナなどのR-18系のイラストである。

実際に、クリエイターの中にも幼少期にヒッポリト星人のやり口を目の当たりにしたことで色々なものに目覚めたという方は多いようで、例えば、現在LiLithの『対魔忍シリーズ』等のアダルトゲームで原画を手掛けているイラストレーター葵渚氏は、「私のヒーローピンチ癖に最も影響を与えた人」としてヒッポリト星人の名を挙げている(参考

ヒッポリト星人も、まさか自分の侵略用の武器がこんな邪な妄想に使われることになるとは夢にも思っていなかったに違いない

余談

ヒッポリト星人の武装であるはずだが、『はいたい七葉』ではなぜかヒッポリトタール共々テンペラー星人が保有している。また、『ウルトラジャーニー』ではエメラルド城の門番であるちゃめゴンが操っていた。

円谷の公認企画擬人化された際には、ショルダーバッグへとアレンジされている。なお、下に掲載されているイラストを描いた絵師は、「手に持たせると何となくアレに見えるよ」と書いている。やはり、形は変わってもヒッポリトカプセルは絵師にあらぬ妄想を抱かせてしまう不思議な魔力を秘めているようだ。

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