仕様
エンジンはW型16気筒DOHCクァッドターボで、最大出力は1001psにもなる。このエンジン、パサートのW型8気筒を2つくっつけた設計になっている。
但し、ヴェイロンスーパースポーツは199psアップの1200psまで出力が上がっている。
トップスピード時の燃費はたったの0.8km/Lである。
駆動方式は4WD(四輪駆動)で、最高速度は時速407km/h(SSは431km/h)と、かのトンデモバイクとほぼ同じスピードを出すことが出来る。
ただし、そこまでのスピードが出るのか実際に確認出来る場所は世界でもごく一部しかないだろう。
というか、普段はリミッターがかけられてそこまでのスピードは出せないようにしてある。それでも375km(スーパースポーツでは415km)というとんでもないスピードだが。さらにホイールとタイヤ(ミシュランの特注品で、1セット25000ドルする)を新品にしないと最高速は出せない。
トランスミッションは7速デュアルクラッチ。フルオートとセミオートを選択可能。
補足
W型エンジンについて
クランクシャフト1本に対してシリンダーが3列以上扇形に並んでいるエンジン。
つまり3つ以上のシリンダーバンクを持つエンジンのこと。
スマブラのプレイ経験のある方なら、ワリオのアピール(挑発に相当するアクション)の一つ(指3本で自身のイニシャルである「W」の字を作る)を想像してもらえばわかりやすいかも知れない。
著名なオーナー
アーノルド・シュワルツェネッガー:ご存知筋肉アクションスター、政治家、ボディビルダー。
レオナルド・ディカプリオ:映画タイタニックの2大主人公の一人。
ジェニファー・ロペス:アメリカの俳優、女優。非常に我がまま。
ビートたけし:日本が誇るお笑いBIG3の一角。海外では芸人より映画監督としての知名度が高い。
カリム・ベンゼマ:フランス出身のプロサッカー選手。ガレス・ベイル、クリスティアーノ・ロナウドとの3人でBBCと呼ばれる。
フロイド・メイウェザー・ジュニア:史上初めて無敗のまま5階級制覇を達成したプロボクサー。
楽しんご:日本のお笑い芸人、整体師、オネェ。
NIGO:1990年代に裏原宿系ファッションの火付け役となったファッションブランド「A BATHING APE®」の創業者。
前澤友作:ファッション通販サイト「ZOZOTWON」創業者。
選ばれし者のみが、オーナーになる事を許される
車なんて誰でも買えると思ったら大間違い!世の中にはなんと、面接に受からないと購入できない車が存在している。
それがブガッティ・ヴェイロン!
そもそもこの「面接」は、ブガッディとしては中古車市場に自社の車を出したくない(=イメージが損なわれる)ために、ちゃんと自社の車を乗れるだけの人物かどうかを判断するために行われるものだと言う噂。実際に購入するに当たって、ブガッティおよびその車のイメージが損なわれることを避けるための審査が最初に行なわれる。
日本の場合
まず日本の代理店であるニコルレーシング・ジャパンが顧客の情報を事前に確認、問題はないと判断された上、 職業、購入目的等(年収審査は存在しない)の情報をブガッティ本社に送り、審査が行われる。
これらの審査を通過した時点で購入の事前確認が完了し、約5千万円の予約金を支払うと、 航空券(ファーストクラス)を伴った招待状が届き、モールスハイムのブガッティ本社へ招待される。
そこで車の内外装、他オプション等を決め、シートの形状、サイズ、位置などオーナーに合わせ、 ブガッティの用意したテストコース(サーキットや公道など)で試乗をし、 納車までの間に残りの金額を支払い最終的に納車となる。
関連タグ
ドリフト…映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』に登場するドリフトが本車に変形する。
ブガッティ・シロン:後継車。ブガッティ・オトモビルが2016年から全世界500台限定で製造しているスーパーカー。
TopGear:たびたび登場。ジェレミーがジェームズの操縦する飛行機とレースをしたり、リチャードがタイフーン戦闘機とドラッグレースをしたり、キャプテンスローことジェームズが最高速チャレンジをしたりしている。なお3人ともヴェイロンを持っていない。