ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要

映画『シン・仮面ライダー』及びスピンオフ作品『真の安らぎはこの世になく』に登場する謎の技術。

SHOCKER改造人間である人外合成型オーグメントや、仮面ライダー第1号及び仮面ライダー第2号に搭載されているエネルギー源である。


『真の安らぎはこの世になく』では、緑川弘博士が研究している生命工学技術」ケイ緑川イチローに説明している。

既存の生命工学技術とは全く異なる新しい技術であり、プラーナの研究が完成して本格的に実用化されれば今まで治療不可能とされてきた病気を治療できる他、イチローのように死が免れない大怪我を負った人間の蘇生、果ては不老不死も視野に入れられるかもしれないとの事。


また、人間以外の生物にも転用する事で食糧問題も解決できるかもしれないらしいが、当然リスクも存在する模様。

イチローはプラーナを移植された影響で「自分の体に何か別の生き物がいる感じがする」と苦悩を口にしており、プラーナ技術とは人体と別の生命体を融合させる側面があるのではないかと推察される。


実態

その正体は生き物の体に宿る「生命エネルギー」そのもので、」「霊魂とも言えるもの。

人外合成型オーグメントは人間の肉体に他の生物から取り出したプラーナを融合させて生み出される為、上述のイチローの発言もあながち間違いではない。


オーグメントは肉体の維持や能力の行使にプラーナを用いるが、その補給は大気中に存在する圧縮されたプラーナを吸収したり、他の生物から直接奪い取ることで行う。

睡眠食事を必要としないオーグメントだが、他の生き物の命を食らって生きているという点では、人間を含む多くの生物と同じである(つまり、緑川博士が考えていたような、不老不死や食糧問題の解決ができるようなものではない。作中でも緑川ルリ子が「仮に全人類がオーグメントのような体になっても、結局はプラーナの奪い合いになる」と説明している)。


上述の通り生命エネルギーのようなものである為、プラーナを全て抜き取られるとその生物は死んでしまうが、その肉体には外傷などは一切発生しない(劇中ではチョウオーグにプラーナを奪われた者が安らかな笑顔のままで死亡している)。

なお、基本的に一度抜き取られたプラーナは元の肉体に戻ることはないが、プラーナを維持できる適切な場所に移す事で、肉体がなくなってもプラーナ=魂だけの状態でも生きることが可能。


余談

  • プラーナとは、古代インドサンスクリット語で「呼吸」「息吹」を意味する。道教におけるアニミズムなどにおけるマナに類似する概念であり、インド哲学においては人間の存在の構成要素の一つである「風」の元素を意味している。
    • 小説・マンガなどでも「プラーナ」という言葉を「生気」「生命エネルギー」「魔法超能力などの超常の能力・技能の源となる魔力・霊力に類する力」の意味で使っている作品は少なくない。

関連タグ

シン・仮面ライダー SHOCKER

人外合成型オーグメント

改造人間 改造手術


仮面ライダーキバ:平成仮面ライダー第一期第9作目。敵であるファンガイアライフエナジーと呼ばれる人間の生命エネルギーを常食とする生命体

今作において魔族と呼ばれる種族(人間含む)は全て、他の生物のライフエナジーを吸収して生きているとされる。


BLEACH:霊魂を構成する「霊子」と呼ばれる素粒子の概念が存在し、更に作中にはライダーと同様に大気中の霊子を集めて力にする術師たちがいる。


鬼滅の刃:作中で使用される「全集中の呼吸」は、特殊な呼吸法で空気を大量に吸い込み血の流れを速めて身体能力を上げる技術だが、風を受けて大気中のエネルギーを吸収するライダーと類似する。


ナイトウィザード:同じように生物などが存在するためのエネルギーとして、同名のプラーナが登場。こちらでは完全に消失した場合、記録や記憶が書き換えられて初めからいなかったことになってしまうという被害が出る。

関連記事

親記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 18729

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました