概要
初登場は『ドラゴンクエストⅩ』。地獄の音楽を奏でたせいで魂が汚れてしまった指揮者型のモンスター。キラーストーカーやアーゴンデビルと同様に何故かあごが長い。「マヌーサ」「マホトーン」「ラリホー」といった状態異常の呪文を使ってくるほかに、「あやつる」で相手を魅了状態にしてくる。しかも、「あやつる」は100%で成功する。ドロップアイテムは音楽家と由縁があるからか、「さえずりのみつ」を落とすことがある。
ちなみに、彼が奏でた地獄の音楽というのは、耳にした者が3日以内に必ず命を落とすという恐ろしい曲らしい。
ヘルコンダクター系のモンスター
通常モンスター
- デスマエストロ
世間から才能が認められないままこの世を去るが、執念でモンスター化した音楽家。ヘルコンダクターの下位種。主な特技は「あやつる」のみ。不遇な人生の反動で死後はデスメタルに転向したらしい。
『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』にもCランクのゾンビ系モンスターとして登場。
- アモデウス
血と音楽をこよなく愛する芸術家きどりの大悪魔。ヘルコンダクターの上位種。「あやつる」だけでなく、「マホカンタ」「メラゾーマ」「いてつくはどう」「魔力かくせい」と使用する呪文や特技はバランスが良い。
長らくファンキードラゴの持つアクセ「竜のおまもり」狩りの障害だったがこちらにも「ビーナスのなみだ」というアクセがレアドロ枠に差し替えられた。
- まかいしつじ
アモデウスの転生モンスター。魔界に存在する執事のモンスター。「あやつる」のほかにも、「ザキ」や「ザオラル」といった生と死の呪文を使う。たおすと、「魔神家令ハンター」という称号がもらえる。
- オルフェウス
『ドラゴンクエストⅩ』Ver.6.0で登場。「ギガデイン」や「ラリホーマ」といった強力な呪文を使う。「あやつる」を使うのもかわらず。
ボスモンスター
- メギドローム
クエスト「リュナンの正体」で戦う事になるモンスター。「ミラクルゾーン」を覚えるためリュナンを誘拐した強大にして残忍な魔術師。「メラゾーマ」「イオナズン」「マホトーン」といった呪文を使い、「あやつる」「いてつくはどう」「魔力かくせい」といった特技も使う。強くなることに貪欲で、その悪のカリスマにより多くの部下を抱えている。しかし、本人は使えない部下ばかりだと思っている。
- 狡猾王アーザムーク
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』に登場するブレイク化したヘルコンダクターであり、ダークマスター四天王の1人。凍骨の氷原にある最終兵器のリアクター回収を任されている。ポーラパークの2人の組長のうち片方は殺害して後継者なりすまし(実際は死んでおらず後継者は始末された)、仲間割れを起こさせるようにもう一方の組長からリアクターを奪うなど計画は順調に進むが、それらのリアクターは最終兵器には程遠い内容であったために激怒。自ら滑稽王と嘆き、八つ当たりに近い形で主人公とバトルになるが敗れる。
終盤ではガルビルスの力で復活するがパワーアップした主人公に敗れて消え去った。元のモンスターの通り「メダパニ」で混乱させるなど相手を惑わせる呪文を使う。2戦目では素早さが上がるたびに攻撃力が上がる「星振りのサンバ」が非常に強力なので注意。