「リンクなら大丈夫だもんね」
概要
未将崎雄によるコミカライズ版『ゼルダの伝説』『リンクの冒険』に登場するオリジナルキャラクター。
城下町から離れた森の中で兄グレイ、祖父ジェナードと一緒に暮らしている。祖父のことは「おじい」と呼んで慕っている。
兄と一緒にいたところを魔族に襲われてしまうが、助けてくれたリンクに一目惚れをする。
初登場時には、健全なゼルダの伝説においてパンチラ(お尻)や水浴びで全裸を晒した貴重なサービス担当。
しかもパンチラの際は不慮の事故でリンクを押し倒しているので69の状態になっていた。
性格
怖がりで泣き虫。しかし目の前で両親を殺されたことからか“命を守る”ことに必死になれる女の子。一方でリンクには好意が伝わるくらいに積極的になっていた。
3年後を描いた続編では明るい面も強調されており、17代ゼルダ(ゼルダ姫)の前でリンクとの再会にはしゃいだので祖父から怒られている。
活躍
ゼルダの伝説
本編開始の2年前、突如襲来した魔族によって両親を眼の前で喰い殺される。その時にリンクの父親ルーンが駆け付け両親の仇を討ってもらう形で助けられた。
それから2年後。同じく魔族に襲われていたところを駆け付けたリンクに助けられた。この時のリンクは便利な力を持った武具は所持しておらず、非力なショタにも拘わらず知恵と勇気で魔族を倒した。その姿にペルは惚れてしまったのだ。
リンクは知恵のトライフォースの欠片を集める冒険に出ていた。ペルはリンクを取り巻く複雑な事情は一切知らないが、死の危険があることだけは理解しており冒険には反対だった。
直後、ガノンの刺客ゴーリア兄弟がジェナード家を襲撃。祖父は両肩を斬られて戦闘不能となるが、ジェナードが託したホワイトソードを手にしたリンクによってゴーリア兄弟は粉砕された。
命は大事だが戦わけなければならない時もある。そしてリンクにはそれを成すだけの力がある。
そのことを知ったペルはリンクの無事だけを願って見送った。
ちなみにリンクもペルの好意には気付いているようでまんざらでもない様子だった。
リンクの冒険
3年後を描いた続編にも登場。幼女から少し成長しており、リンクと同じくらいの背丈になった。
兄グレイは家を出ており、リンクの叔母(父親の妹)のカナンと一緒に祖父の面倒を見ている。
残念ながらリンクとの進展はなかったようだが、今も好意を持ち続けている。今作ではサービスシーンはない。
カナンと一緒に洗濯物を取り込んで一息吐いた頃、誰かが訪ねて来る。声と容姿からリンクが来てくれたと喜びドアを開けようとするが、いきなりドアを破壊されて吹き飛ばされてしまう。
相手はリンクに化けたガノンの分身であった。ジェナード家に保管されているホワイトソードを奪うために襲来したのだった(これで家を魔族に襲われたのは3回目である)。
ジェナードがホワイトソードを手に応戦するが歯が立たず奪い取られてしまう。しかもジェナードを庇ったカナンが捕まってしまい喰われそうになる。かつての光景の再現にペルは無謀にも助けに行こうとするが……。
彼女たちの窮地を救ったのは、インパの要請を受けて動いたハイラル忍軍であった。激怒したガノンはホワイトソードを変異進化させた暗黒の剣(ダークソード)から光線を放ち、ジェナードの家を吹き飛ばしてしまった。
だがカナンの友達の妖精たちの力でテレポートしており、間一髪のところで窮地を脱した。
その後、ティアの宿屋に避難していたところで今度は本物のリンクと再会を果たす。そこへまたもやガノンが襲来するが、リンク、17代ゼルダ、初代ゼルダの3人で撃退に成功する。
そして再び旅立つリンクをカナンと一緒に見送り、無事を願ってエルフに伝わる薬草を渡すのだった。
関連タグ
ゼルダの伝説 初代ゼルダの伝説 リンクの冒険 ゼルダの伝説のキャラクター一覧 オリジナルキャラクター サブヒロイン
パーヤ:ブレスオブザワイルドにおける孫娘キャラ。祖母の現役時代がゼルダ姫の護衛だった。パーヤはリンクに一目惚れをしている他、厄災ガノンを信奉するイーガ団の暗躍から助けてもらったことがある。さすがにパンチラはしないが“お尻にパパイヤ型のアザがある”というお尻関係のネタで恥ずかしがっている。続編では少し成長しており、リンクへの好意が変わっていないという点も同じ。
メルル(ダイの大冒険):勇気ある少年に恋する怖がりな少女、祖母と一緒に森の一軒家で暮らしていたという点が共通。ちなみにポップの方は、惚れた相手に化けた魔族から騙し討ちをされている。