🔥プロフィール
⚾️概要
🕶人物
見た目通りのヤンキー気質で人によく突っかかるが、気に入ればよく世話もしたりと団員の中では面倒見が良い兄貴肌である。
新入団員には一通り突っ掛かっているらしく洗礼の儀と称して自分の魔法を一発処理させている。マグナからは入りたいならやれと言われるが実際のところやらなくてもいいらしい。
洗礼の儀の内容は「速い球状の炎の攻撃魔法を一発防ぐか避けるかすること」なお球は人が死ぬ威力で爆発する。(一応裏では空間魔法を使うフィンラルがカバーに入れるようスタンバイしているため、新人が失敗しても怪我はしない。なおカバーに動かなくても済んだのはアスタが久々だとか)
給料が入るとヤミと共に闇市の賭博場へ向かう事が多いが、勝ち星は少ないようで、2人揃って身包み剥がされている。
辛いものが好きだが、取っておいたプリンを食べられたら戦争も辞さない。
ラック・ボルティアには入団当初から特に突っかかっており、向こうからは一見すると軽くあしらわれているように見えるが、実際は互いに意識し合う喧嘩友達兼ライバル関係である。
愛箒の名前は「紅零爾威災駆乱(クレイジーサイクロン)号」。
こちらも暴走族を思わせるカスタムが施されている。ノエルからはドン引きされたが、アスタからは高評価された。
ちなみに、グラサンを外すか戦闘中に割れたりした時に前髪が垂れるとわりとイケメンなのだが、ギャグシーンかダメージ描写の一環でしか現れない。
☄️魔法
属性は『炎』で野球をモチーフとした魔法を操る。
ボール状にして投げる、炎のバットでの接近戦、足に使って高速で走るなど遠近バランスがよい器用さを持つ。
反面、下民出身であるのもあって魔力量が少なく持久戦に不向きであり、逆説的に同じく炎を操るの「紅蓮の獅子王」のトップクラスと比較すると火力不足で、魔力量が評価されやすいクローバー王国では半端な器用貧乏に落ち着いてしまう。事実、ハート王国の修行をしようとした際は精霊守の一人で筆頭格のガジャから、魔力量が低いのも相まってハート王国独自の魔言術式(マナメソッド)の修行が出来ないと厳しい評価を受けている。
炎魔法
- 爆殺轟炎魔球(ばくさつごうえんまきゅう)
当たった瞬間爆発する炎の球を投げる。
鋭い投球で繰り出されるため、下手に防いでも防御しきれない。
- 爆殺散弾魔球(ばくさつさんだんまきゅう)
“爆殺轟炎魔球”の複数版。数十発の炎の魔球が対象を襲う。
対広範囲魔法の相殺にも使う。
- 極殺散弾魔球(ごくさつさんだんまきゅう)
より威力の高い魔球の散弾。
- 極殺消滅魔球(ごくさつしょうめつまきゅう)”
所謂消える魔球で、相手の直前で一度消えた後に再出現する炎球を投げる。
消えている間は反魔法すら受け付けないため、反撃のタイミングをズラされてしまう。
- 時限爆殺散弾魔球(じげんばくさつさんだんまきゅう)
時間経過で勝手に爆発する炎球を投げる。
“極殺消滅魔球”と合わせることで、相手のテンポを乱す。
炎拘束魔法
- 炎縄緊縛陣(えんじょうきんばくじん)
炎の縄で相手の動きと魔法を封じる。魔球が当たった相手に追撃で使える。
炎創生魔法
- 愚乱怒守羅夢(グランドスラム)”
炎で創り出したバットを振って火の球を飛ばす。
炎強化魔法
- 博打走塁(ばくちそうるい)”
強化魔法。足に炎を纏って脚力を強化する。
裏炎魔法
- 魂炎鎖死決闘(ソウルチェーンデスマッチ)
相手に特殊な火球を打ち込み、着弾点から伸びた鎖で相手と自分を繋ぎ両者の魔力を均等に分ける魔法。
繋いでいる鎖は両者の魂が具現化した物であり、無理に引っこ抜く等の干渉をすると魂自体がダメージを負ってしまう。
魔力量の低さに悩んだマグナはに時間をかけて魔言術式について独自に研究し戦闘に活かしているゾラの元で人間と魔について深く学び、マグナ自身が一から作り上げた完全オリジナルの魔言術式で、仕込みだけで半年もかかってしまうため一度の戦いで一発しか使えない文字通りの切り札。
その分威力は絶大で、決まりさえすればどれほど格上でも強制的に互角になれるため、あとは戦闘技術と根性の勝負となる。
余談だが、漢字表記の鎖死決闘は鎖(チェーン)死(デス)決闘(マッチ)を和訳した造語だが、鎖と死をそれぞれ音読みすると「サ」「シ」となるため、不良漫画等で見られる一対一を意味する言葉、「サシ」とも掛けたダブルミーニングであると思われる。
最新刊のネタバレ注意!!
悪魔憑き編において序盤のラックの回想以来久しぶりに登場し、漆黒の三極性の首領ダンテ・ゾグラティスを相手にこの魔法を使用。悪魔の力を100%開放した彼を弱体化させて対等の肉弾戦に持ち込み、遥か格下と見て油断しきっていた彼を面食らわせ追い詰めていった。
更に魔力量が同じになった事で、ダンテは生まれて今まで起こしたことも無かった魔力切れを引き起こし、悪魔ルチフェロとの交信が途絶え力を失ったのを見計らい一気に畳み掛け、アスタとヤミが二人がかりで満身創痍になりながらやっと戦闘不能にしたダンテを単騎で討ち倒すという大金星を挙げた。
マグナがダンテを倒す瞬間を見たアスタやラックはマグナの強さを再認識し、翠緑の蟷螂団長のジャックもヤミが引き入れた団員の強さを認めた。