概要
初出は『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の1977年版に登場するデーモンの一種族で、6本の腕と蛇の尾を持つ巨大な女性の姿をしている。
日本では上記の『D&D』の影響が大きかった初期のファイナルファンタジーシリーズに登場しており、『FF1』では火を司る四天王の1体として、グルグ火山に潜む原典と同様の多数の腕と蛇の下半身を持つカオスである。
精神属性が弱点の為ホールドが効き、魔法回避が高いものの弱点でそこそこ通る。
火属性攻撃も痛いが本当に怖いのは打撃、ブリンクとかで打撃対策をしないとあっさり乙る事も…
『FF9』では火のガーディアンとして、『FF4TA』や『FF12』などにも登場している。
『聖剣伝説~ファイナルファンタジー外伝~』にも登場。こちらでは雪原地帯に登場し、氷を飛ばして攻撃してくるなど、FFシリーズとは逆の属性になっている。
『聖剣伝説2』以降は同じ姿であるが、ラミアンナーガという名称に変更になっている。
FFシリーズの生みの親である坂口博信氏が代表を務めるミストウォーカーが制作した『テラバトル』にも登場している。
余談
- 上記のように海外TRPG『D&D』が元ネタだが、後にFFシリーズで同作出身のビホルダーやマインドフレアがリメイク後に姿や名称が変更になったのにもかかわらず、特に変更なく登場し続けているモンスターの一体である。(海外版では名称が変更されている模様)
- 『FF1』の天野喜孝によるデザイン画の姿は正面を向いており、顔が影になっているところが凄味を感じさせている。ゲーム雑誌に掲載された開発中の画面写真では、製品版のものとは異なる渋谷員子によるものだと思われる東洋的な姿のドット絵が掲載されていた。