概要
| 生年月日 | 作中での言及なし |
|---|---|
| 英字表記 | marron |
| 品種 | サラブレッド |
| 性別 | 作中での言及なし（牡馬として扱われている） |
| 毛色 | 白毛 |
| 父 | 作中での言及なし |
| 母 | 作中での言及なし |
| 母の父 | 作中での言及なし |
| 競走成績 | 不明 |
| 担当部員 | 八軒勇吾、他 |
| 所属 | 大蝦夷農業高校馬術部 |
「マロン号」とは、漫画「銀の匙」に出てくる架空の騎乗用の白馬である。担当者・八軒、他。
毛色については、公式ガイドブックである「銀の匙 大蝦夷農業高校青春マニュアル」に「騎乗用の白毛馬」と書かれている。（サラブレッドの白毛出生率を鑑みると、芦毛である可能性もあるが）
また、白毛ではあるが、突然変異で生まれたのか、近親にハクタイユー系（日本競馬史上初の白毛サラブレッドで、その孫の白毛のハクバノイデンシが競走馬→馬の専門学校所属の繁殖牝馬→乗用馬となっており、その子の白毛のハクバノスケも学校所属の乗用馬となっている）やシラユキヒメ牝系（ブチコ、ソダシなどの血統）など白毛の血統が入っているのかは不明。
男前ではない。が、そう思われる事に敏感な繊細な性格。
鞍上の騎手を観察して、何を感じているかを正確に察知。相手によって扱いを絶妙に変える馬。信頼を勝ちとってしまえば自在に動いてくれるため、乗り手の育成には絶好。（「銀の匙 大蝦夷農業高校青春マニュアル」より）
作中においては、八軒勇吾が主に担当、騎乗しマロン号と次第に心を通わせていく。
実は作中ではっきり「牡馬」とは書かれていない。13巻おまけではマロン号によく似た「桃太郎号」と「兄弟？」と書かれているので牡馬だと思われるが。
また、競走馬から乗馬に転向した牡馬は、よほどのことがない限り去勢されるので、マロンは騙馬という可能性もある。
経歴
競走馬時代
乗馬になる前は競走馬だったことが作中で明かされている。（中央か地方かは不明）
競走馬時代は好成績を残していたらしいが、サービス精神が旺盛すぎるあまり、写真判定でカメラ目線をしてハナ差で負けるなどいまいち勝ちきれなかったようである。
乗馬時代
その後は乗馬となり、作中までの経歴は不明だが、最終的には大蝦夷農業高校馬術部において乗馬として繋養されている。
概要でも述べられているように、乗り手によって扱いを変えるため、騎手はマロン号と心を通わせ、信頼を勝ち取らねばならない。
しかし、信頼を勝ち取れば素晴らしい馬であり、八軒とともに馬術大会で好成績を残すなどの実績もある。
余談
2014年は午年（うまどし）であった事からマロン号の謹賀新年イラストが多く描かれている。
関連タグ
ゴールドシップ：皐月賞・菊花賞などGⅠ6勝の芦毛の競走馬。マロン号とは「（元）競走馬」、「気位が高く、サービス精神も旺盛な白い馬」、「人間が何を考えているか分かった上でやんちゃする」、「乗り手の扱いによって態度を変えてくる」などの共通点があり、一部ではモデルではないかと言われている。
