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概要

カメルーン共和国南西州に存在する都市。同州マンユ地域における最大の都市である。ナイジェリア国境に程近く、住民のエスニシティはナイジェリア人が多い。

キリスト教イスラム教といった同国の主要宗教が伝来する以前の伝統宗教の信仰の中心地であり、現在なおアミニズム呪術に基づく伝統医療が実施されるなど、古代文化が色濃く残る貴重な都市である。


名称について

現地土着語で「どこに置けばいいのか?」を意味する「マンフィエ・ファアー」に由来する。初めてこの地を訪れた西洋人であるドイツ人探検家がこの地にあった集落の名前を尋ねた際に、言語の違いから意味を理解できなかった族長が発した言葉を、この探検家が地名であると誤認したことが由来。


現状

2011年までは舗装道路も開通していなかった、典型的な秘境都市であり、渡航観光はほぼ冒険の域に達する。空港も存在するが用であり、民間人の利用は不可。

一部区間が未舗装だが、ナイジェリアに向かう幹線道路が通っている。ガソリンスタンドはなく、民間の露店で瓶入りのガソリンを買う必要がある。品質は極めて悪く、によっては故障する。

鉄道路線は不存在。

電話線は郵便局にのみ通じており、電話をかけるには郵便局に行かなければならない。携帯電話基地局もない。

パーム油バナナ栽培が主要産業。


近年、南西州はイスラム教系反政府組織ボコ・ハラムの跋扈する危険地域となりつつあり、同都市においても殺人誘拐、(兵士と称した事実上の)強姦といった重大事案に巻き込まれるリスクが高まっている。

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