CV:吉田古奈美
概要
34話に登場したゲストキャラ。
とは言っても主人公のウッソ・エヴィン含むリーンホースJr隊と何らかの会話があるわけでもなく、別に物語に何らかの動きを与えるわけでもないモブキャラに過ぎず、バイク戦艦の圧倒的脅威を知らしめるのと、モブばかりが乗るジャベリンにせめて一人くらいは名有りキャラを与えようという目論見の元追加されたような出オチキャラである。
担当はメカニック。この頃はザンスカール帝国による「地球クリーン作戦」が最初に行われたメキシコ・タンピコの防衛部隊所属で、後のウッソの発言からリガ・ミリティアの人員のようだ。
ちなみにシナリオ段階ではもっと出番があるキャラだったらしく、富野監督の判断で大幅に削られてああなったとか。
また、ウッソ役の阪口大助のお気に入りキャラでもある。この頃(当時20歳)から眼鏡っ娘好きは顕在だったか…。
例のやり取り
(目の前に侵攻してくるモトラッド艦隊)
メカニック仲間A「リーンホースは!どこにいるんだ!!」
メカニック仲間B「タイヤ付きの戦艦は真っ直ぐ進んでいるんだ!」
メカニック仲間C「ミズホ!?メカニックのお前には操縦は無理だ!」
ミズホ「ジャベリンの整備は完璧さ!あたしにだって出来るさ!あんな化け物みたいな戦艦!止めてみせるわよ!」
(ショットランサー発射→ビクともしないモトラッド艦隊)
ミズホ「と、止まらないの?」
(モトラッド艦隊のビーム連射とビームシールドをくぐり抜け、船体にビームサーベルで攻撃するもほとんどきかず、反撃のビームを受けてジャベリンは堕落)
ミズホ「し、シールド…はっ、ほわあああああ!」(ジャベリン動作不能→そのままモトラッド艦隊にジャベリンごと轢殺)
メカニック仲間C「ミズホ!?だからやめろって言ったろうが!このっ!止まれよ化け物!」(建物内からモトラッド艦隊に向けて無謀な発砲)
そして、ドゥカー・イクの指示の下発射されたリシテア級エムの主砲によりLMの増援を待たずして防衛部隊ごと壊滅。結局ミズホが出撃しようがしまいが殺される運命だった。
また、メカニック仲間からは「操縦は無理」だと言われていたが、バイク戦艦群のビーム弾幕をほぼ完璧に回避しているなど技量はむしろ十分高い方である。だが相手があまりにも悪すぎた。
なお、ここで侵攻しているのはクロノクル・アシャーが指揮を取るアドラステアではなく、ラステオとその小型級のリシテア級である。
だがジャベリンはミズホが乗った以外の個体も存在し、後に追い詰められたLMはウッソの機転で残されたジャベリンを使ってとんでもない行動に出てしまう。
ちなみに、次の35話でもシャクティ奪還作戦のさ中オデロ・ヘンリークが出会い頭一目惚れするも、実はマリア主義の狂信者だと判明して息を引き取るモブのアドラステアの艦内で洗濯をしていた少女兵が登場している。
モブであろうが女性にも容赦がないのがVガンダムである。